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夏帆、12歳から26歳まで走り続けてきて思う“女優としての哲学”

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夏帆、『予兆 散歩する侵略者』インタビュー
夏帆、『予兆 散歩する侵略者』インタビュー クランクイン!

 「常に求められるような役者でいたい」。そう語るのは、人間の“概念”を奪う宇宙からの侵略者と彼らに立ち向かう人々の姿を描いて好評を博し、劇場公開が決定したWOWOWのテレビドラマ『予兆 散歩する侵略者 劇場版』で主演を務めた夏帆だ。2017年は9本のテレビドラマ及び映画に出演し、まさに大活躍を見せている彼女が、「正解がわからない」からこそ魅力的だという芝居への向き合い方や、現在26歳の彼女が12歳から続けてきて思う「女優としての哲学」を語った。

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 本作は、数日間の行方不明の後に帰ってきた夫が、地球外からやってきた侵略者に乗っ取られていたという、劇作家・前川知大(劇団「イキウメ」)の大胆なアイディアの戯曲をもとに黒沢清監督が映像化した映画『散歩する侵略者』のアナザーストーリー。夏帆は、夫を守るために侵略者に立ち向かう山際悦子を演じる。「すごく強い女性なんです。世界が変わっていくなかで、とにかく自分の日常を守る、自分の一番大事な夫を守るということを終始貫いていく女性で、悦子の強さはすごく大事にしました」。

 今回、黒沢組には初参加。「無駄がないんですよね。必要なカットしか撮らないので、その1回にすべてを懸ける。だから撮影は早く終わるんですけど、とても疲れるんです。でも毎日が心地よい疲労感で…」と回想。「現場にいる全員がその1回に懸けて自分の力を出し切る、そんな環境がすごく楽しくて。とても刺激的でした」と大いに楽しんだことを窺わせる。

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