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間宮祥太朗、“ゆとり同世代”監督とタッグで映画初主演 最凶の男役に俳優魂注ぐ

映画

 間宮の演技にうならされる理由の一つに、タカノリという役をアンチヒーローに仕上げていない点が挙げられる。派手なパフォーマンスやクールなインパクトは狙わず力まない演技が、より恐怖を掻き立てるばかりか、作品の重みとしてそのまま役者・間宮の魅力につながる。「やるにあたって、格好よく見えてはいけないと思いました。ほかの作品で、ヒールが格好よく見えることはあると思うんですけど、そういうものではないですし。こういう役だからといって、役者のエゴみたいなものを入れてはよくないと思ったんです」。

 今回初めてタッグを組んだ小林勇貴監督は、間宮と3歳差という年齢の近さ。「僕と小林監督は同じ世代で、『ゆとり』と言われ育ってきました。例えば、今の世の中や、何か小さなことに対して怒っているとして、共感できる部分が濃くなるのは、同じ時代を生き、かつ同じくらいの年で体感しているからというのが、すごくあると思っています。年が離れた監督だと、経験の積み重ねも異なるので、ものの感じ方が少しは違う気がします。この先もどんどん一緒にやっていきたいと話していますし、すごくいい出会いでした」と、一緒に組んだことが「運命的」と感慨深くかみしめていた。(取材・文・写真:赤山恭子)

 映画『全員死刑』は11月18日より全国公開。

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