佐藤流司、「絶対的な存在になりたい」“俳優”として高い目標掲げる
ちなみに、始がクセのありすぎる歌い方でバンドメンバーたちを驚かせるシーンでは、「3テイクぐらい撮影しました。今回、一番テイク数が多かったのがあの場面です(笑)」という。「めちゃめちゃ細かな演出が入りました。監督のこだわりポイントなんだと思います。その撮影の時、たまたま、風邪ひいてたんですよ。最低のコンディションだったんで、逆に良かったです(笑)」。珍しい佐藤の歌声も要チェックだ。
本作は、TVドラマ放送後の3月30日~4月15日にはキャストたちが生演奏を見せる舞台公演も予定している。キービジュアルでの佐藤はギターを抱えて写っており、本作でもバンドでは元々、ギターを担当していたという設定だ。それだけに佐藤によるギターの生演奏も期待されるが、佐藤は「(舞台でも)ギターは弾きませんと高らかに宣言しておきます!」と断言。「マジで弾けないです、俺(笑)素人よりちょっと下ぐらいですからね、指不器用なんです」と意外な言葉も聞かれた。
2017年を「いろんな国に仕事で行かせていただいて、いろんな方面のお仕事をたくさんやらせていただいて、グローバルな1年だった」と振り返った佐藤。「俺は、明日のことしか考えられないタイプなんで、先のことより、今日、生きることで精一杯って感じなんです(笑)。なので、2018年も行き当たりばったりな1年を過ごしていきます(笑)」と2018年の目標を語る。そして、役者としては、「一番になりたいですね」と明かす。「絶対的な存在になりたいんです。一つ、突出しているものがあって、絶対にこの役は俺じゃなきゃダメだと思ってもらえるような役者になりたいです」。(取材・文・写真:嶋田真己)
TVドラマ『御茶ノ水ロック』は2018年1月10日26時35分からテレビ東京ほかにて放送開始。
スタイリング/津野真吾(impiger)
衣装協力/GOSTAR DE FUGA、CIVARIZE