桜井玲香×藤間爽子、名作『半神』に注ぐ舞台への熱い思い

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舞台『半神』に出演する藤間爽子(左)、桜井玲香(右)
舞台『半神』に出演する藤間爽子(左)、桜井玲香(右) クランクイン!

 萩尾望都の同名短編漫画を原作に、野田秀樹と萩尾が脚本を担当した舞台『半神』。幾度となく再演されたこの名作が、演出に中屋敷法仁を迎え、桜井玲香(乃木坂46)×藤間爽子のダブル主演舞台として上演される。結合双生児の姉妹を演じる2人に、稽古の真っ只中にインタビュー。そこには、真摯にこの作品と向き合う若手女優2人の姿があった。

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 初演は1986年、最後に野田秀樹の演出によって上演されたのは1999年。1994年生まれの2人には、リアルタイムでの記憶は当然ない。

 「最初に台本をいただいて、そして過去の映像を観て、漫画を読んで…最初はちんぷんかんぷんでした、なんだこれは!と。映像を観たら別れや孤独、誰しもが共感しやすいことが題材なんだなとわかったんですけど」。

 そう語るのは今回が初舞台となる藤間爽子。女優であり日本舞踊の紫派藤間流家元だった故・藤間紫を祖母に持ち、本人も日本舞踊家として活躍するが、さすがに最初は戸惑った様子。そしてこの作品に感じたハードルは、桜井玲香も同じだったようで…。

 「私は最初に漫画を読んで、なんとなく理解した気になってたんですね。そこから舞台の映像を観て完全においていかれまして。脚本を読んでもなかなか理解できなくて…。でも中屋敷さんには『これは理解するとかじゃないんだ、いかに遊ぶかだ』って聞いて、ちょっと気が楽になりました」と語る。
 
 主人公は、結合双生児の姉妹。痩せこけて醜い容姿ながら高い知能を持つ姉のシュラ(桜井)と、誰からも愛される美しい容姿だが知能が低く話すこともできない妹のマリア(藤間)。体の一部が繋がったまま生きている2人は、10歳を目前にしてその負担に体が耐え切れず、2人を切り離す手術を受けることになる…という物語。

 インタビュー時には2人はもうすっかり姉妹のようで「なんかもう、最初からこのまんまだよね」と桜井が言えば「くっついて動いてるから、最初は『足ふんじゃった、ごめんね!』って感じだったんだけど。どんどん『ちょっとー、痛かったんだけど』みたいになってきてる」と藤間。それに対して「なんでー!? いっつも謝ってるじゃんー!(笑)」と桜井が言い返し、とてもいい雰囲気だ。

 というのも今回の作品、とても壁など作っていられない理由があるようで…それは2人にとって、かなり“過酷”な現場となっているからだ。

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