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志尊淳、際立つ役柄の多彩さにも「どんな役もアプローチと思いは同じ」

映画

『走れ!T校バスケット部』主演の志尊淳
『走れ!T校バスケット部』主演の志尊淳 クランクイン!

 ゲイの青年にトランスジェンダーのヒロイン、宇宙人アイドル…役柄の多様さという点で、同世代の中でも群を抜く志尊淳。だが当人は、その点について特別な思いはないという。彼にとっては全ての役が特別であり、個性的なのだ。映画『走れ!T校バスケット部』で演じたのは挫折を乗り越え成長していく主人公。一期一会の思いで熱い青春を駆け抜けた彼に思いを聞いた。

【写真】「志尊淳」インタビューフォトギャラリー

 志尊が演じた陽一は、かつて名門校でエースとして活躍するも、壮絶ないじめに遭い、バスケを諦めてT校へ編入。新たな仲間たちと出会い、再び夢を追いかけ始める。

 「スポーツ群像劇をやったことがなかったので、やってみたいと思っていた」と語る志尊。バスケットボールは初挑戦だったが、撮影前から元日本代表選手の指導の下、約3ヵ月の特訓を受けた。バスケだけでなく、全体として大切にしたのが“等身大”の人物像とリアリティ。古澤健監督から言われていたのは「フェイクドキュメンタリー調にしたい」ということ。

 「“いじめ”、“弱小高校が勝ち上がっていく”という言葉だけ聞くと、きれいごとのシンデレラストーリーだと思われやすいと思うんです。でも実話を元にしているので、いかに表面だけではなくリアリティと説得力を持ってやれるかが大事だと思って。見ている方に僕と同じ目線でバスケ部の空気感を感じてもらうことができたら、仲間やバスケを通じて陽一が成長していく姿に希望や可能性を見出していただけるんじゃないかと」。

 当然だが、23歳となれば現場でも年下の俳優と接する機会が増えてくる。今回で言うと、佐野勇斗、佐藤寛太、西銘駿らが“後輩”に当たる。「自分の中で後輩という存在がなかなか慣れない部分でもあったんですけど、『淳くん! 淳くん!』という感じで来てくれるとすごくかわいいなって思います(笑)。僕も先輩にかわいがっていただいたので、そうありたいと気張っていますし、自分は先輩にあまりグイグイと行けなかったので『ご飯行きましょうよ!』とか言われると『何食べたい? 何でもいいぞ!』って思っちゃいます(笑)」。

 そういった20代前半の、特に“イケメン”とカテゴライズされる俳優は、どうしても少女漫画原作や学園モノの青春ラブストーリーに高校生や大学生の役柄で出演することが多くなりがちである。

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