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『バルバラ』ジャンヌ・バリバール、自らの演技で亡霊を引き寄せる?

映画

映画『バルバラ~セーヌの黒いバラ~』ジャンヌ・バリバール、インタビューカット
映画『バルバラ~セーヌの黒いバラ~』ジャンヌ・バリバール、インタビューカット クランクイン!

 『ナントに雨が降る』『黒いワシ』などの名曲で知られるフランスの伝説的シャンソン歌手バルバラの世界を描く映画『バルバラ~セーヌの黒いバラ~』。単なる伝記映画では描き切れない彼女のミステリアスな魅力を仏女優ジャンヌ・バリバールが、斬新かつ幻想的なアプローチで体現してみせた。「映画の中にバルバラの亡霊が現れた」と語るジャンヌのその真意とは?

【写真】映画『バルバラ~セーヌの黒いバラ~』ジャンヌ・バリバール、インタビューカット&場面写真

 本作は、映画『さすらいの女神たち』でカンヌ国際映画祭監督賞を獲得した俳優兼監督のマチュー・アマルリックがメガホンを取った異色ドラマ。バルバラの伝記映画で主演を務める女優ブリジット(ジャンヌ)とその作品を手掛ける監督(マチュー)が、撮影を通してバルバラの魅力に取り憑かれ、次第に彼女に同化していく姿を、実際のステージ映像をコラージュしながら描いていく。

 子どもの頃からバルバラが大好きだったというジャンヌは、「彼女はフランス芸術を代表する女性であり、生きる指針だった」と称賛。「特にティーンエイジャーから大人の女性になる過渡期において、彼女の歌は、私にとって生きる道を示してくれた。すごく深い感情があったり、美しい感情があったり、ちょっと矛盾した感情があったり…そういうものを彼女の歌を通して知り、そして“私”という人間を作り上げていく手助けをしてくれた」と、その存在の大きさを強調する。

 そんな尊敬して止まない歌姫バルバラの映画を「君で撮りたい」とプロデューサーから打診された際、躊躇(ちゅうちょ)なくマチューを推薦したというジャンヌ。「大好きなバルバラの映画を作るなら、監督はマチューしかいない。2人がそろうなら私は何でも受け入れる準備はできていたわ」と声を弾ませる。「だから、脚本なんてどうでもよかった。私が出演を決めるときは“誰が撮るか”が一番の決め手。脚本なんてどうだっていいこと」とキッパリ。

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