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三池崇史監督が語る櫻井翔の魅力「いい意味で10年前と変わっていない」

映画

11月14日(水)BD&DVDリリース『ラプラスの魔女』三池崇史監督にインタビュー
11月14日(水)BD&DVDリリース『ラプラスの魔女』三池崇史監督にインタビュー クランクイン!

 ベストセラー作家・東野圭吾のミステリー小説を、三池崇史監督が映画化した『ラプラスの魔女』。『ヤッターマン』以来、約10年ぶりに櫻井翔とタッグを組んだ三池監督は「いい意味で10年前とまったく変わっていなかった」と再会した櫻井の印象を語る。三池監督が感じる、櫻井翔の“変わらない魅力”とは?

【写真】櫻井翔、広瀬すず登壇『ラプラスの魔女』公開直前イベントの様子

 本作は、連続して起きた2つの不審死の謎に、地球科学の専門家・青江修介教授(櫻井)が挑むサイエンス・ミステリー。三池監督は「東野さんの小説には、理系の考え方を文系で処理していくような独特の世界観がある」と分析。「事件やトリックは、キャラクターを描くための道具。最終的にはキャラクターの心情、ドラマを描いているんです」と重厚な人間ドラマを味わえるのが東野作品の大きな醍醐味だという。

 その言葉通りに本作では、自然現象を予知するヒロイン・羽原円華(広瀬すず)、円華が探している失踪中の青年・甘粕謙人(福士蒼汰)の背負っているドラマが、事件の展開と大きく関わってくる。「円華と謙人はお互いに心に傷を負っている2人。彼らの間には非常にピュアな繋がりがあるんです」と特別な関係性について語る三池監督。「一方、事件を追いかけるうちに、青江教授と円華はバディのようになっていくんだけれど、この2人には恋の匂いがあってはいけない。あまりにも円華と謙人の繋がりが純粋なものだけに、円華と青江教授にそんな雰囲気があったら、それは不純物。もし青江教授を演じたのが櫻井くんではなかったら、“恋愛感情があるのでは?”というドロっとした雰囲気が出てしまっていたかもしれない。櫻井くんだからこそ、青江教授と円華の関係性をうまく演じてくれた」と櫻井と青江教授の持ち味が見事に合致していたという。

『ラプラスの魔女』羽原円華役の広瀬すず、甘粕謙人役の福士蒼汰
 『ヤッターマン』以来、約10年ぶりにタッグを組んだ櫻井については、「いい意味でまったく変わらない」と印象を吐露。「かっこつけないし、いつもシンプルな生き方をしている。一度コンビニで会ったことがあって、“コンビニ来るんですか?”って言われて。“それはあなたでしょ!”って(笑)。“売れっ子になっても変わっちゃいけないんだ”と無理に考えているわけでもなく、すごく自然体。でも、根っこの部分は、さらにしっかりしている。トップスターでい続ける人間が、どのスタッフとも同じ目線で話せるのは難しいことだけれど、彼はそれができる」。

 さらに、“変わらない魅力”はグループにも通じるものがあるという。「嵐の曲もそうですよね。もちろん音質などは時の流れで変化するし、少し大人の視点になったとしても、いまも10年前の曲も“明日の希望”や“爽やかな青春”を感じさせてくれる。本質が変わらない」。

 「本作のプロモーションで嵐のバラエティ番組に出たんだけど、メンバーみんながものすごい全力なんですよ。決して手を抜かない。あれだけみんな忙しくて、バラエティも毎週やっているのにすごいですよね。彼らを見ていると、非常に結束力が高く、グループを自分たちの手でさらに成長させていこうという気迫を感じます」とグループとしてのパワーも感じたそうで、「60歳になった“嵐の櫻井翔”も見たい。60歳のサクラップ!」と期待していた。

櫻井翔の“変わらない魅力”を語る三池崇史監督
 あらゆるジャンルの作品に挑み、超多作として知られる三池監督もいつもパワフルだ。アグレッシブな姿勢で監督業に励んでいるが、「もともと監督になりたいという強い意志があったわけではない」と告白する。「助監督をやっていて、先輩に“監督を目指しているんだろう?”と聞かれても、“そういう器じゃないしな”と思っていた。監督にどうしてもなりたくて、そのために努力したというわけではないんです。ただバカみたいに、助監督の仕事を一生懸命にやっていただけ。そうすると、その姿を誰かが見てくれているものなんですよね」とその場、その瞬間に熱を注ぎ込んできた結果が、いまに繋がっていると話していた。(取材・文・写真:成田おり枝)

 映画『ラプラスの魔女』のBlu‐ray&DVDは、11月14日(水)発売。同日レンタル開始。

※画像クリックで公式サイトへ 『ラプラスの魔女』Blu‐ray&DVD、11月14日(水)発売&同日レンタル開始! Blu‐ray 豪華版(7,500円+税)、DVD 豪華版(6,500円+税)、DVD 通常版(3,800円+税) ※画像はBlu‐ray 豪華版の展開図 (C)2018「ラプラスの魔女」製作委員会 発売元:KADOKAWA 販売元:東宝

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