クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

『雪の華』登坂広臣×中条あやみ、2人とも「絶対に末っ子体質!」 撮影を経て実感

映画

関連 :

中条あやみ

登坂広臣

 「疑似恋愛で異国の地まで行って、どこか気持ちも通いつつある曖昧な関係な2人なんですけど、余命もあって素直に気持ちを伝えてくる美雪に対し、それを知らない悠輔は『期間限定の恋人契約だから』と素直に乗っかっていけない。そのドギマギしている感じを思い出します」とはにかむ登坂。中条も「ちょっと日が沈みかけたフィンランドの街を、手をつないで恥ずかしがりながら歩く…好きなシーンですね。景色もすごくキレイで」と重ねる。



 その上で中条が、「デートを終えた2人が、ホテルの互いの部屋の前で手を放して、寂しそうに自分の部屋に戻っていく場面も好き。現場では、橋本(光二郎)監督が思わず『もう付き合っちゃえよ!』って叫んでいました(笑)」と明かすと、登坂も「確かにそんなに別れ惜しいんだったら、もう付き合っちゃえよって思うよね」と笑顔でテンポよく応じる。

 もどかしい関係の美雪と悠輔だが、その始まりは、ひったくりに遭った美雪を悠輔が助けたこと。そのとき悠輔に掛けられた「声出してけよ、声!」というひと言が、美雪を動かしたのだ。



 普段は「変に『やらなきゃ!』『うお~っ!』と気合を入れるより、『いつも通りに』と思うほうがフラットになれて、自然と自分の尻を叩ける気がします」というスタンスの登坂と、それにうなずく中条。だが、美雪を演じ終えた中条は「美雪は悠輔の言葉に救われた。そのときの美雪を思うと泣きそうになります」と語る。

 登坂も「響く言葉ですよね。悠輔も美雪に言いながら、自分自身に対しても言っているのかなと感じました」と感慨深げ。中条は「日常でもついつい伝え忘れてしまってなかなか言えないことってたくさんあると思うんですけど、ちゃんと声に出して伝えていかなきゃいけないですし、そう気付かされる作品だったなと思います」としみじみと続けていた。(取材・文・写真:望月ふみ)

 映画『雪の華』は2月1日より全国公開。

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る