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『雪の華』劇中カット初公開 音楽は葉加瀬太郎が全編担当

映画

映画『雪の華』場面写真
映画『雪の華』場面写真(C)2019映画「雪の華」製作委員会

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中島美嘉

 ヴァイオリン奏者の葉加瀬太郎が、中島美嘉のヒット曲を映画化した『雪の華』の劇中音楽を手がけることが発表された。葉加瀬にとって、映画全編の音楽を担当するのは今回が初となる。また、併せて劇中カットが初公開された。

【写真】映画『雪の華』劇中カット

 本作は、三代目 J Soul Brothersの登坂広臣と中条あやみが共演するラブストーリー。登坂は、ガラス工芸家を目指すぶっきらぼうだがまっすぐな青年・綿引悠輔を、中条は幼い頃から病弱で、余命宣告を受けながらもフィンランドに行って赤いオーロラを見ることを夢見る平井美雪を演じる。メガホンを取るのは映画『orange‐オレンジ‐』『羊と鋼の森』の橋本光二郎監督。脚本を『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『ひよっこ』の岡田惠和が手がける。

 音楽を手掛けた葉加瀬は、同名の楽曲が映画のモチーフになっていることについて、「『雪の華』のメロディを何とか僕のヴァイオリンで表現したいと考え、オープニングとエンンディングにもってくることにしました」とコメント。

 今回、初めて全編を通して映画音楽を手掛けることについて、「同じ曲が調を変えテンポを変えて、何度も出てくることによってどんどん心に積まれていき、最後にクライマックスを迎えるというのが僕の好きな映画音楽です。作品全体を通して、徐々に心に染みていくのが理想ですね。それは、すべての音を手掛けるからこそ初めて出来ることで、とても楽しい作業でした」と、喜びを語っている。

 併せて初公開された劇中カットでは、悠輔が笑顔でクリスマスツリーを運ぶ姿、美雪が満開の桜の枝を掴もうと手を伸ばす姿、フィンランドの雪景色の中で見つめ合う2人の姿が収められており、フィンランドと東京で織りなす2人のラブストーリーの一端を見ることができるものとなっている。

 映画『雪の華』は2019年2月1日より全国公開。

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