伊原六花 高校卒業後、大躍進の1年に「運が強いんです」
「人と環境に恵まれてやってこられた1年」と振り返った伊原。6月3日の放送回から連続テレビ小説『なつぞら』に、広瀬すず演じるヒロイン・なつが務めるアニメ会社「東洋動画」の先輩社員“モモッチ”こと森田桃代役で登場。「私、結構エゴサーチをするんです」とはにかむと「やっぱりすごい反響で、朝ドラって国民的ドラマなんだなと改めて感じました。どんなお仕事でも丁寧に取り組んでいますが、朝ドラへの出演は大きな分岐点、変化につながる感じがします」としみじみ語る。
SNSでは、さまざまな意見が飛び交うが「私は褒められて伸びるタイプなので、うれしいコメントなどを見ると、素直に頑張ろうって思えます。逆に、自分では気づけなかった部分を指摘していただいたりすると『なるほど』と思うこともたくさんあります」と前向きに捉えている。
「声をかけていただけるお仕事は、一つ一つ大切に取り組んで、結果を残したいです」と目を輝かせて語った伊原。今は自らの夢と話していたミュージカル女優を目指すべく、ダンスやボイストレーニングにも抜かりはない。「もしもお話をいただいたとき、『今から準備します』ではなく『今すぐにできます』と言えるようにしておきたい」と、これからも高い意識で女優業にまい進していくことを誓っていた。(取材・文:磯部正和 写真:高野広美)
映画『明治東亰恋伽』は6月21日より公開。