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宮野真守、他ジャンルへの挑戦を経て「声優、得意だな」という境地に

アニメ

 幼少期に劇団に所属し、18歳の時に声優としてのキャリアをスタートさせた宮野。改めて声優業への思いを聞くと「分からないなりに、まっすぐ必死に食らいついてお芝居をしていたものが『もしかしたら、自分に求められるものがあるのかもしれない』と思えたのも、声優の仕事のおかげ」としみじみ。また「今はたくさんの方向性のメディアでやらせていただけるからこそ、変な言い方になるけど、『声優、得意だな』と思うようになれたのが、僕自身もびっくり(笑)」とも。


 「僕が『声優、得意なんだな、アフレコ得意なんだな』という言い方をするのは、イマジネーションが湧くから。それはこの世界にいただいた財産、自分にとっての宝物だなと思います」と続ける宮野。俳優・歌手・ナレーターなど「たくさんの方向性」での活動では、壁にぶつかることもあるが、それもプラスに働いているという。「違う分野にチャレンジしているからこそ、新たな難しさがあるんです。この舞台だと『どう自分の体が動くんだろう?』と分からなくなったり、バラエティ番組で『どう喋っていいんだろう?』と感じたり。でもそれも、経験を重ねることによって得意にしていける可能性があるんだろうと思うんです。それは大きな気持ちの変化ですね」。


 今後の展望を尋ねると「いろいろなものが好きなんですよ。『好きだなあ』と思うと、どうやら『やりたい!』に直結してしまう人間で。難しいかもしれないけど、とりあえず『やってみたい!』と思うんですよね」とニッコリ。多岐にわたる活動ができていることを「非常にありがたい」としたうえで「声優を18年やってこれたという宝物もあるので、この武器を携えながら戦っていけるというのは、心強いんです」と続ける。そんな宮野の姿は、壮大なRPGを夢中でプレイしている少年のように、晴れやかで楽しそうだった。(取材・文・写真:岸豊)

 映画『二ノ国』は公開中。

(C)2019『二ノ国』製作委員会

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