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沢村一樹&志尊淳、『おっさんずラブ』チームは「熱量がすごい」

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 さらに沢村は3人の関係性についても言及する。「遣都くんが暴れるのを圭くんが抑え、圭くんは鋼太郎さんという存在が後ろにいるから怒られるまで自由にやってる。そして鋼太郎さんがやんちゃすると、今度は遣都くんが抑えるっていう(笑)」。

(C)2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会
 田中を中心に広がる作品への熱量はキャストだけでなく、制作陣も同様だ。志尊は「全員のベクトルが同じ方向を向いてる」と断言し、「若いスタッフさんが多いんですが、皆さんが作品を愛してそれぞれのこだわりを持っていて。どの現場もそうではあるんですけど、ここはその熱量や団結力がより強いんです」と答える。

 『おっさんずラブ』が多くの人を魅力する理由を聞くと、志尊は「具体的に名言しないところが面白さにつながってると思う」と回答。「ふわっとした遊びがあることで、この人とこの人だったらどうなるんだろうとか想像力が膨らむのかも」と言うと、沢村も「これが正解って1つも言ってないもんね」とうなずく。

(C)2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会
 沢村は「奇跡的に『アベンジャーズ』になってる」と言い、「それぞれキャラクターが立っていて、存在が絶妙なバランスで。誰かを好きになってみたり、昨日の敵に塩を送ってみたり、見守ってみたり、時代劇要素が詰まってる」と持論を。

 続けて、「今は"許さない"風潮が強いけど、この作品は何があっても何回も相手のことを"許してる"。優しい話ですよね」とほほ笑むと、志尊も同意し「嫌な人が一人もいないですもんね」とニッコリ。キャストや制作陣が作品に全力で向き合い、人への誠実な向き合い方を描いた作品だからこそ、多くの人を虜(とりこ)にさせるのかもしれない。(取材・文:高山美穂 写真:高野広美)

 『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』は公開中。

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