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アンジェリーナ・ジョリーが語る、“ダイバーシティ”こそ『マレフィセント』の世界観

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アンジェリーナ・ジョリー&サム・ライリー、『マレフィセント2』来日インタビュー
アンジェリーナ・ジョリー&サム・ライリー、『マレフィセント2』来日インタビュー クランクイン!

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 最新主演映画『マレフィセント2』のプロモーションで5年ぶり、9度目の来日を果たしたオスカー女優のアンジェリーナ・ジョリー(以下、アンジー)。ディズニー映画を代表するヴィラン “マレフィセント”を大胆かつ繊細に演じたアンジーが、本作に込めた“家族”への思い、そして世界を1つにする“多様性”について胸の内を語った。また、この日はアンジーと共に初来日したカラスのディアヴァル役のサム・ライリーも同席した。

【写真】美しい黄色のワンピース姿で登場したアンジェリーナ・ジョリー

 本作は、『眠れる森の美女』の新たな伝説を実写映画化したディズニー映画『マレフィセント』(2014)の続編。永遠の眠りから目覚め、マレフィセント(アンジー)と母娘のように深い愛情で結ばれたオーロラ姫(エル・ファニング)。だがある日、隣国のフィリップ王子(ハリス・ディキンソン)からプロポーズを受けたことから、オーロラ姫にさまざまな試練が降りかかり、マレフィセントは“究極の愛”が試されることになる。

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 今回、ミシェル・ファイファー演じるフィリップ王子の母・イングリス王妃が、マレフィセントとオーロラ姫との関係を引き裂き、妖精の国を滅ぼそうと画策するが、2人の愛は、揺らぎながらも深い部分でしっかりと結ばれている。この描写に対してアンジーは、「私がこの作品で伝えたかったメッセージが2つあるの」と大きな瞳を輝かせる。

 「1つは“家族”の在り方。私は、血のつながりはそんなに重要なことではないと考えています。マレフィセントとオーロラ姫のように、私たちが生きているこの世界の中で出会い、そしてお互いが理解し合えれば、誰でも家族になることができる。それを一番お伝えしたかった」と力説。アンジー自身、養子3人、実子3人の6人の母親。先日のジャパンプレミアでは、養子の長男マドックスと長女ザハラと共にレッドカーペットを歩き、満面の笑みを浮かべていたが、「もちろん、(この映画を作る上で)私の家族は1つのモデルケース」と語り、本作のバックボーンになっていることを明言した。


(左から)長女ザハラ、アンジェリーナ・ジョリー、長男マドックス 『マレフィセント2』ジャパン・プレミアにて

 そしてもう1つのメッセージが、「ダイバーシティ(=多様性のある世界)」の実現。「イングリス王妃のように、人と人を分離させることに執着する人が世の中にはたくさんいますが、ありのままにお互いを認め合う、そんな世界を私は望んでいます。“ダイバーシティ”には全てを受け入れる強さがある」と主張。そして、それを象徴しているのが、マレフィセントと同じ種族“ダークフェイ”集団が登場するシーンだ。

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