『ターミネーター』最新作で号泣…シュワちゃん&リンダ・ハミルトンが明かす撮影秘話

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SFアクション映画の金字塔『ターミネーター2』(1991)の正統な続編として、同シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作に復帰した最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』が本日8日よりいよいよ公開。28年ぶりにタッグを組んだT‐800役のアーノルド・シュワルツェネッガーとサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンがそろってインタビューに応じ、本作に懸けたそれぞれの思いを語った。
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ある日、ターミネーター“REV‐9”が、メキシコシティの自動車工場で働く21歳の女性ダニーと弟のミゲルを抹殺するため、未来からやって来る。だが、強化型兵士のグレースがそれを阻止。彼らが戦う目的はいったい何なのか。そして、サラ・コナーとT‐800を待つ新たな運命とは。
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』 (C)2019 Skydance Productions,LLC,Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film
最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』について、2人が口をそろえて強調するのが、この映画は「罪悪感からスタートする」ということ。おなじみのキャラクターが再びファンを熱狂させることは間違いないが、そのイメージは大きな変ぼうを遂げている。
リンダはサラについて、「あまりハッピーな状態ではない」と口火を切る。「パート1、パート2とは全く違った立ち位置で、サラが新たな戦いにどう立ち向かっていくのか…そこが1つの見どころね」と含みを持たせる。
(左から)アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン
一方、T‐800役として再登場するアーノルドも、「彼は過去の過ちに罪悪感を持ち、人間のことをより理解しようと努力するキャラクター」と説明。
「人間の感情や行動、ユーモアも理解し、自分の中に取り込んでいくが、殺人マシンとしての側面も持っている。そのスイッチが切り替わる瞬間をどう演じるか、という点ではとても興味深いキャラクターだった。ジェームズに『少しフェミニンな要素も入れたい』と提案したが、そういった一面も、どこかで感じてもらえるはず」とアピールした。