福原遥、自分の声が好きじゃない「はっきりしゃべりなよ〜」と思っちゃう
◇演技への気持ち「大きくなっている」
現在は、『3年A組』での経験から、「お芝居にどっぷりつかりたいという気持ちが、以前にも増して大きくなっている」という福原。今作では「大人の魅力のある女性」に挑戦した。
「最初は私にできるかなと思いましたが、オファーをいただいたからこそのチャンスだし、原作を読んだりして研究しました。宮市さんと黒須くんという、全然違う2人がひかれ合う様子もすてきですし、何より殺人シーンには一番力を入れて、指の先の先まで意識して演じました。上手くできたと思うので、見てもらえたらうれしいです」。
最後に「常に自分自身を超えて、ステップアップしていきたいです」と言い切った福原には、柔らかな空気をまといつつ、芯がある。本編での彼女も、素の彼女も、どちらも魅力的だ。(取材・文:望月ふみ 写真:松林満美)
映画『羊とオオカミの恋と殺人』は11月29日より全国公開。