窪田正孝、朝ドラ『エール』主演に気負いなし「一番の顔は二階堂ふみちゃん」
■父親役・唐沢寿明には「感謝しかないです」
また、裕一の父親・三郎を演じる唐沢寿明とは、ドラマ、映画へとシリーズが続いた『THE LAST COP/ラストコップ』で共演している旧知の仲だ。以前から窪田は唐沢と共にした現場で得たことは非常に多かったと述べていたが「会見でも僕が朝ドラをやるからスケジュールを空けてくださったと話していましたが、感謝しかないです」と笑顔を見せると「僕がこうなれたのは唐沢さんのおかげ。現場での立ち居振る舞いや人へのケアなど、みんなが気持ちよく撮影できるような気づかいをされる方。俳優部が楽しいと、それがスタッフさんに伝染していく。そういう背中を見せていただいています」と絶大なる信頼感を述べる。
「1年の長丁場。体力勝負的な部分もあります」と体調管理には十分留意していると言うと「でも、1年間深く役を掘り下げられるのは朝ドラの最も魅力的なところ。1年後どうなっているかは想像できませんが、以前大河ドラマで長い期間かけて一人の役を演じたとき、あまり役を作ろうという意識がなくなり、自然とカメラの前に立つことができました。また新たな感覚が得られるのか楽しみです」と抱負を語っていた。(取材・文:磯部正和 写真:ヨシダヤスシ)
連続テレビ小説『エール』は3月30日スタート。NHK総合テレビにて毎週月曜~土曜8時放送(※土曜は一週間を振り返ります)。