クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

石橋静河、デビューから5年 女優として大切にしたい――“考えること”

映画

◆デビューから5年… コロナ自粛期間を経て芝居へのスタンスも変化


 「力を蓄える」という意味で、女優業を始めて5年という歳月で出会った監督やスタッフ、キャストと過ごした時間は、石橋にとって「本当に密度の濃い時間だった」としみじみ語る。特にコロナ禍で撮影がストップし、振り返る時間ができたことで、その思いはより強くなったという。「お芝居を始める前は、自分の知らない世界を知っている人たちと出会えたらいいなと思っていたのですが、それがかなったことは本当に幸せです」。

 自粛が明け、石橋自身の芝居に対する考え方も変わったという。「これまで撮影現場ってすごく異空間で、いつも『よし行くぞ!』と気合を入れて臨んでいたのですが、いまはもっと地続きでいいのかなと思うようになりました。自分と違う人間を演じるのですが、でもやるのは自分の体と心なので、プライベートも全部つながっているのかなと感じるようになりました」。


 こうした考えを「力を抜いて芝居を楽しむ感じ」と表現した石橋。それを体現しているように感じられたのが、共演した中村倫也だという。「経験が豊富な俳優さんで、勉強するところがとても多かったのですが、なによりお芝居を楽しんでいるような感じがして、そこに乗っからせてもらいました」と充実した撮影を振り返っていた。(取材・文:磯部正和 写真:高野広美)
 
 映画『人数の町』は、9月4日公開。

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る