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森七菜、環境の変化にも自然体「私自身はあまり変わっていないと思います」

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森七菜 クランクイン!

 いよいよ本放送が再スタートされる連続テレビ小説『エール』。再開直後の第14週では、二階堂ふみ扮する古山音の妹・梅が突然上京し、古山家に居候することになる。梅を演じているのは、2017年の女優デビュー以来、話題作への出演が続く新鋭・森七菜。「やっぱりすごい」と撮影の印象を述べた森が、朝ドラの現場で得たこととは――。

【写真】19歳になったばかりの森七菜 天真らんまんなかわいさ

■初の朝ドラ出演で得た「失敗してもいいからチャレンジしてみよう」という気持ち


 キャスト発表時には「朝ドラ出演が夢だった」と語っていた森。2019年には、興収140億円を超えた新海誠監督のアニメーション映画『天気の子』でヒロイン・陽菜の声を演じると、今年1月には岩井俊二監督の『ラストレター』に出演と大きな作品への出演が続いたが、それでも「初めてお会いする方にも“梅ちゃん”と呼んでもらえるなど、反響が大きいんです」と朝ドラの波及力のすごさに驚く。

 またタイトな撮影スケジュールも朝ドラの特徴だが、森は「とにかく早くて、追いついていくので精いっぱいでした。でも梅はどっしり構えている女の子なので、焦っているのは見せたくなかったんです」と正直な胸の内を明かすと、今は現場のスピードにも慣れ、ほかの作品の撮影が「ゆっくりだな」と思えるようになったという。

『エール』三女・梅を演じる森七菜 朝ドラには初出演 (C)NHK
 梅は、関内家の三女として生まれ、父・安隆(光石研)の死後は、姉の吟(松井玲奈)と音、そして母・光子(薬師丸ひろ子)と暮らしていた。森は、二階堂、松井、薬師丸がワンシーンごとに「どうやったら面白くなるのか」と芝居を追及している姿に衝撃を受けた。「台本にあることを演じるだけではなく、常に想像力を駆使して、監督に提案しているんです。そういう姿を1秒たりとも見逃してはいけないと思って瞬きもできないぐらいなんです」。

 そんな先輩たちの作品への情熱は、森自身の芝居に対する向き合い方も変わった。「最初は、監督から『もっとこうしてみたら?』と言われることが多かったのですが、今は自分で考えてお芝居をすることも多くなってきました。それを『いいね』と言っていただけると、少し先輩方に近づけたのかなとうれしい気持ちになります」と笑顔で語る。


 さらに『エール』という作品の持つメッセージや、梅という役の前に進む力にも影響を受けたという森。「これまで何かチャレンジするとき『失敗したらどうしよう』とか『自分が面白いと思ってチャレンジしようとしていることが、ほかの人から見たらまったくつまらないものなのかも』と思って躊躇(ちゅうちょ)してしまっていたのですが、この作品を経験して『失敗してもいいからチャレンジしてみよう。例え失敗しても、それが今の自分の実力なんだから』と思えるようになりました」。

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