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瀬戸康史、俳優として進化するためのルール「自ら乗り越えるべき壁を作る」 

エンタメ

■和馬役は自分と切り離され「ずっと夢の中にいるような感じ」 

『ルパンの娘』第1話より(C)フジテレビ
 ヒロイン・華と和馬の新婚生活が描かれることにも、注目が集まる新シーズン。ラブシーンについて聞くと、「二人の甘いシーン、ありますよ。1話の最初から“おはよう、華”とバックハグするんです。その映像をチェックしたとき、“こんなにライティング、フワッとしてるんだ”と思いました(笑)」と、映像面での盛り上げ演出も、たぶんにあると期待を含んだ。

 終始、楽しそうに本作のエピソードを語る瀬戸に、『ルパンの娘』ならではのやりがいを尋ねてみた。「言葉にするのが難しいですけど、ずっと夢の中にいるような感じというか…。最近、ナチュラルさみたいなところが重視される作品が多い気がしますが、そことは違い、『ルパンの娘』は“芝居してるな! ドラマ作ってるな!”という感じがあるんです。本当に自分と切り離される感じで」。俳優として演じることへの快感が、作品の魅力へと移り変わる。「現実から離れられる作品って、あまりないんじゃないのかな。僕も、本当に視聴者として観たいなと思っているんです」。

■俳優として進化するためのルール「自ら乗り越えるべき壁を作る」 


 芸能界デビューして16年目に突入した現在。「節目とか、あまり意識していなくて(笑)。取材で言われたりすると“あ、そうなんですね”という感じです」と、気負いなく瀬戸は話す。「もともと、自分から望んで入った世界ではなかったんです。だから最初は右も左もわからなくて仕事がきたら、“はい、やります”みたいな感じでした。一見、作品に対して真摯(しんし)な姿勢に見えるけど、今思えば何も考えてなかったと思われてもおかしくないんですよね」と、デビュー時を振り返る。


 俳優が楽しくなってきたのは、「20代後半ぐらいからですね」と続けた。「やりがいを感じてきた時期で。どういう仕事をやるかを選ぶようになってきたのが、その頃ですね」。責任感が芽生えてからは、作品選びに課すルールも変化した。「自分が演じている姿を、あまり想像できないような役を選んでいるかもしれません。自分に壁を作るというか、乗り越えるべきものを作るというか。俳優として進化していきたいんです」と、瀬戸はきっぱりと話した。32歳、役の幅を広げ続ける俳優・瀬戸の姿は、デビュー当時17歳の瀬戸から見てもまぶしく映るだろう。(取材・文:赤山恭子 写真:高野広美)

 木曜劇場『ルパンの娘』は、フジテレビ系にて10月15日より毎週木曜22時放送(初回15分拡大)。

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