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「人間・三浦春馬には尊敬の気持ちしかない」 『天外者』共演の三浦翔平&西川貴教が思い出語る

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三浦春馬

三浦翔平

西川貴教

■撮影を振り返り「人間・三浦春馬には尊敬の気持ちしかない」

(左から)西川貴教、三浦翔平、三浦春馬さん (C)2020 「五代友厚」製作委員会
 三浦(翔平)と春馬さんは、同世代で共演作もあり、親交が深かったことは知られているが、西川も共演こそなかったが、以前から交流があったという。「(回は違いますが)春馬も『地球ゴージャス』の舞台に出ていましたし、その前に『Act Against AIDS』というチャリティーコンサートでも交流があり、ちょこちょこと接点はあったんですね。だから今回、がっつり共演することができて本当にうれしかったですね」と喜びをかみしめる。


 そんな2人に、最も印象に残っている春馬さんとのシーンを聞いてみると、三浦は迷いなく船のマストに座って“未来”を語り合うシーンを挙げる。「龍馬は、ご存知のように才助が五代友厚になる前に暗殺されてしまうので、若き日の才助しか知らないのですが、才助と龍馬が、日本の未来を熱く語りながら、気持ちを1つに重ねていくあのシーンは忘れられないですね。言葉に表せないほど現場に一体感があったし、撮影も一発OKだった。ああいう空気感って、座長である春馬の人間性があって生まれるもの。とにかく、この映画に関わる全ての人を気遣い、大切にする男だったので、人間・三浦春馬には尊敬の気持ちしかありません」と思いを込める。

 三浦の言葉を真剣な表情で聞いていた西川は、五代友厚と岩崎弥太郎が対決するクライマックスのシーンを挙げる。「大勢のキャストがそろった喧騒(けんそう)の中で、お互いの意志をぶつけ合っていくシーンなんですが、1対1の勝負に見えて、実は2人の間には坂本龍馬がいたんですよね。しっかりと3人のシーンになっていて、春馬とそれを感じながら芝居ができたことが、今となってはいい思い出ですね」と感無量の表情を浮かべる。


 さらに、「セリフや芝居が人一倍多い春馬の負担は大きかったと思いますが、彼はそういうことをプレッシャーに感じるタイプではなくて、逆にそれを力に変えられる人。僕も翔平も、違う現場で座長としてがんばってきた経験があるし、アプローチはそれぞれ違いはあると思いますが、現場のあの優しい空気感は、春馬らしい作品の背負い方でしか生まれないもの。本当に尊敬できる素晴らしい座長ぶりでした」と春馬さんを称えた。(取材・文:坂田正樹 写真:高野広美)

 映画『天外者』は全国公開中。

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