三浦春馬さん主演映画、公開までの舞台裏ドキュメント 本日放送『天外者 五代友厚』
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俳優の三浦春馬さんが主演を務める現在公開中の映画『天外者（てんがらもん）』の舞台裏を追ったドキュメンタリー番組『天外者 五代友厚』が、カンテレ（関西ローカル）にて本日20日放送。三浦さんをはじめとしたキャスト、スタッフの熱意溢れる姿が映し出される。
【写真】ナレーションは西川貴教が担当、ドキュメンタリー番組『天外者 五代友厚』より
映画『天外者』は、薩摩藩士から明治政府役人を経て実業家となり、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた男・五代友厚の生涯を描いた作品。三浦春馬さんが主人公・五代友厚にふんし、そのほか、盟友の坂本龍馬を三浦翔平、後に三菱財閥を築く岩崎弥太郎を西川貴教、初代内閣総理大臣となる伊藤博文の若かりし頃を森永悠希がそれぞれ演じる。監督は田中光敏、脚本は小松江里子が担当する。
そんな映画『天外者』の舞台裏を描く『天外者 五代友厚』は、映画化までの7年を追ったドキュメンタリー番組。ナレーションを映画で岩崎弥太郎役を演じる西川が担当する。
市民有志が2013年にスタートした五代の映画プロジェクトは、勉強会やイベントを重ねるが、なかなか映画化への機運は高まらない状態が続く。だが、2016年に田中監督が合流すると、翌年には時代劇初主演となる三浦春馬さんが五代友厚役に決定。さらに坂本龍馬役に三浦春馬さんとは約10年ぶりの共演となる三浦翔平、三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎役に西川が決定し、2019年秋に京都にてついにクランクインを迎える。
番組では、五代の映画化を夢見た人々、監督、キャストたちの姿に密着。五代はなぜ歴史に埋もれ、その真実とは何だったのか？ 映画化を志した人々は五代の何を伝えようとしたのか？ その軌跡を辿り、今の時代に五代という生き方を問う。そして、三浦春馬さんが圧倒的な熱量で演じる姿や、脚本にはなかった五代の知られざる思いをさりげなく芝居に込める姿も映し出す。
ナレーションを担当した西川は、「五代さんに興味のある方と映画『天外者』をつなぐ接点に僕がなれたらなと。皆さんが今、そしてこれからというものを考えていただくきっかけになるような映画だと思うので、少しでもたくさんの方にご覧いただければと番組のナレーションを引き受けました」とコメントしている。
ドキュメンタリー番組『天外者 五代友厚』はカンテレにて本日12月20日16時放送（関西ローカル）。映画『天外者』は公開中。
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