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鈴木福、“子役”からの脱皮 これからの覚悟を込めて「肩書きは俳優です」

映画

■“子役”と“俳優”の境界線 ――これからの覚悟を込めて今の自分は「俳優です」

――今、テレビなどに出るたびに「大人になった」「イケメン化した」という声が多数ある一方、「全然変わらない」という声も多いです。ご自身としてもう子役じゃないと実感したタイミングはいつですか。

鈴木:映画『決算!忠臣蔵』(2019年公開)に出たときですね。4歳のときの『ゴールデンスランバー』、5歳のときの『ちょんまげぷりん』に続いて9年ぶりの中村義洋監督作品だったんですが、監督が僕を褒めてくれたときに「もう子役じゃないんだから」と言ってくださって。そこで、俳優としての自覚が足りなかったことを実感しました。あとは、映画『♯ハンド全力』(2020年公開)で(加藤)清史郎君と共演したとき、清史郎君が「楽しいね」と言いながらお仕事しているのを見て、楽しむことは大事だなと感じたことも大きいです。僕自身、ここ1年ぐらいで改めて本格的にお芝居を学び直しているんです。「鈴木福は俳優か、子役ですか」と聞いたら、今も「子役だ」と言う人もいるかもしれない。でも、これから俳優としてやっていきたいという思いや覚悟も込めて、肩書的には「俳優です」と言っています。


――現在、自分の一番の強みは何だと考えますか? そして17歳の今だからできることややってみたいことはどんなことですか?

鈴木:俳優もバラエティーもコメンテーター的仕事も音楽も、いろいろなことをやらせていただき、学ばせていただいていることが強みなのかと思いますが、本当の強みはきっと視聴者や周りの人たちが評価してくれることが答えだと思います。『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』においては、「仮面ライダー&スーパー戦隊愛」が僕の一番の強みですが(笑)。今は0歳からやってきたさまざまな分野での仕事をスキルアップしたいです。ただ、まだまだ先は長いので、先を見据えて、今できることと今楽しむことを大事にしていきたいですね。ちなみに、最近17歳になったのを機にツイッターも始めたんですが、リプライなどから学んだ言葉は「ツイ廃」です。今は始めたばかりなのでたくさんつぶやいていて、そのうち減るかもしれないですが、僕の性質的に「ツイ廃」の素質は少しあるかもしれません(笑)。(取材・文:田幸和歌子 写真:ヨシダヤスシ)

映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』に出演する鈴木福
 映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』は7月22日より全国公開。

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