ベルリン・天使の詩
【解説/みどころ】
ヴェンダースが10年ぶりにドイツに戻って作った傑作。ベルリンの街、モニュメントの上から人々を見守っている天使ダミエル。天使の耳には地上の人々の内心の声が聞こえるが光景はモノトーンでしか見えない。天使の姿は子供たちにしか見えない。アメリカの映画スター、P・フォークが撮影のためベルリンに向かっているころ、ダミエルは親友の天使カシエルに人間でない自分にいや気がさすと、天使としてとんでもない告白をした。さらにとあるサーカスで空中ブランコの練習をしているマリオンを見て一瞬、経験をしたことのない色彩を目に覚えるが、それがなぜだか分からない。天使は人間に恋すると死ぬ。ダミエルはカシエルの心配をよそにマリオンに素直に恋してしまう。P・フォークは見えない天使に向かって、しきりに握手を求め、人間になれと誘惑する。コンサート・シーンにニック・ケイヴ&バッド・シーズなども顔を見せる。
- キャスト
- ブルーノ・ガンツ/ ソルベイグ・ドマルタン/ オットー・ザンダー/ ピーター・フォーク/
- スタッフ
- 監督: ヴィム・ヴェンダース 脚本: ヴィム・ヴェンダース 製作総指揮: イングリッド・ヴィンディッシュ
- 原題
- DER HIMMEL UBER BERLIN
- 上映時間・制作年
- 128分/1987年
- 制作国
- 西独=仏
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