【解説/みどころ】
日活ロマンポルノ初期を代表する1本で、成人映画では初めて各種ベストテンに名を連ねた記念碑的作品。引退公演で警察の手入れを受ける、関西の名ストリッパー・一条さゆりを狂言回しに用いて、彼女にライバル心を燃やす踊り子と、いちずに尽くすヒモとの哀歓を中心に物語が綴られていく。俳優・高橋明の歌う猥歌『ナカナカづくし』の流れる中(のちの神代作品にも頻繁に使われている)、ワンピースをだらしなく着て日傘をさす伊佐山と、重い荷物を持ってうしろから付いてくるヒモの粟津を捉えた冒頭のシーンから神代的世界に魅せられてしまう。
- キャスト
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一条さゆり/
伊佐山ひろ子/
白川和子/
粟津號/
高橋明/
絵沢萠子/
- スタッフ
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監督:
神代辰巳
脚本:
神代辰巳
- 上映時間・制作年
- 69分/1972年
- 制作国
- 日本
- 映倫区分
- R-18
- 配給
- 日活
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