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日本の悲劇〈1953年〉

【解説/みどころ】
戦争未亡人の春子は、熱海の旅館で働いている。敗戦後の混乱のなかで彼女は歌子と清一という二人の子供を抱え、かつぎ屋や怪しげな女としての商売までやらねば生きていけない。おまけに唯一の財産だった土地も義兄夫婦に騙し取られる。時がたち、歌子は英語塾に通い、清一は医科大学に進学。春子には二人の将来がなによりの生きがいだった。しかし、春子の思いとは裏腹に子供たちは母に冷たくあたり、ついに春子は失望のあまり自殺を図る。木下惠介には珍しいリアリズム色濃い作品。春子をとことん追いつめていく木下惠介の厳しい演出は見事である。望月優子の力演と桂木洋子の可憐さが印象的。


キャスト
望月優子桂木洋子
スタッフ
監督: 木下惠介 脚本: 木下惠介
上映時間・制作年
116分/1953年
制作国
日本
配給
松竹大船


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