若き日の啄木 雲は天才である

【解説/みどころ】
怪奇映画監督としてよく知られる中川信夫であるが、彼はまた若かりし時、啄木・朔太郎・新感覚派に心酔した文学青年でもあった。本作はそんな中川の長年の念願の企画で、新東宝も芸術大作としてこれを遇した。進歩的な教育を行い、故郷の学校を追われた啄木の北海道における記者生活、文学と現実の相克、芸者小奴とのかかわりが描かれるが、あまりに啄木に傾倒しすぎたためか、真面目すぎるきらいも。後年、中川自らも“苦しい。苦しい酒みたいだね”としか言及していない。なお、彼はほかにも「虞美人草」と「三四郎」という、2本の明治文学ものを撮っている。
- キャスト
- 岡田英次/ 杉寛/ 本間敦子/ 田川恵子/ 細川俊夫/ 丹波哲郎/ 佐々木孝丸/ 左幸子/ 久保菜穂子/ 天知茂/
- スタッフ
- 監督: 中川信夫 脚本: 館岡謙之助
- 上映時間・制作年
- 101分/1954年
- 制作国
- 日本
あわせて読みたい
最新ニュース
-
北山宏光、6年ぶりに舞台主演 「1年目のような気持ちで」黒澤明監督『醉いどれ天使』の世界観に体当たり
-
『小さい頃は、神様がいて』第2話 “渉”北村有起哉、“あん”仲間由紀恵と話し合うために夜の洗車場へ
-
有村藍里、本田望結は10㎏減、元プロ野球選手は20㎏減! ダイエット大成功芸能人たち
-
『ESCAPE』“リンダ”佐野勇斗の優しい一面に反響「激めろ」「惚れちゃう」
-
内田理央、チューブトップ水着姿が魅力全開!「最高」「常夏の女神」と反響
-
マギー、背中ざっくりコーデで魅了「素敵」「美しいプロポーション」
-
シルヴェスター・スタローン、「恐怖を感じた」大御所俳優を告白 実は最近初共演
-
『もしがく』“トニー”市原隼人、ケンカを売られて“覚醒” ネット称賛続々「最高!」「色気がやばい」
-
国民民主党・榛葉幹事長、自身初のラジオパーソナリティに挑戦 10.21首班指名選挙直後に生放送
-
timelesz、「anan AWARD 2025」大賞受賞 2026年も「とにかく仲良く元気に楽しく」
-
今田美桜、「anan AWARD 2025」受賞 今後挑戦したいことは「ちょっとダークな役」
-
宝塚歌劇団、「anan AWARD 2025」受賞 月組トップ・鳳月杏が喜び「まさかこのような場所に」
-
テレ朝2年目・慶応卒才女、「ずっと大好きだった番組」アシスタント就任に歓喜
-
ジェレミー・レナー、全編AI制作アニメーション映画でナレーター
おすすめフォト
おすすめ動画 >
-
X
-
Instagram