倉科カナ&松本若菜、『寂しい丘で狩りをする』『復讐の未亡人』ドラマ化で主演
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テレビ東京×動画配信サービス「Paravi」は、“オンナの復讐(ふくしゅう)シリーズ”と銘打ち、サスペンス2作品をドラマ化。女優の倉科カナと松本若菜が、4月クール放送『寂しい丘で狩りをする』、7月クール放送『復讐の未亡人』でそれぞれ主演することが発表された。両作ともParaviにて3月から独占先行配信される予定だ。
【写真】『寂しい丘で狩りをする』&『復讐の未亡人』原作書影
芥川賞作家・辻原登の同名小説を実写化する『寂しい丘で狩りをする』は、男たちの身勝手な欲望により身も心も傷つけられた2人の女性が、絶望から希望をつかむため男たちへ立ち向かっていくクライムサスペンス。彼女たちはなぜ復讐をしなければならなかったのか…? 女の苦しみと男の狂気が交錯し、思わぬ運命へとほんろうされていく主人公の姿を描いた、世の中の恐怖と不条理をえぐる社会派エンターテインメントだ。
主人公・桑村みどりを演じる倉科は「過去にトラウマを抱えつつも、そこに立ち向かっていく女性たちのお話で、特に主人公のみどりは強敵に立ち向かう役なので是非演じてみたいなと思いました。みどりと、その依頼人の敦子、心身ともに傷つけられた過去を持つ女性たちがどう光を掴んでいくのか、そこが見どころのひとつでもありこの作品を通じてたくさんの方にエールを送ることができればと思います。どのシーンの撮影もエピソードがすごくて心に負荷がかかるシーンが多く、見えない血を流しながら演じていますが、とてもやりがいがあります」とコメント。
『復讐の未亡人』は、黒澤Rの同名漫画をドラマ化。愛する夫が自殺に追い込まれた真相を探るため、別人になって会社に潜入。夫を追い詰め、自殺に追いやった同僚たちひとりひとりへ借りを返すため、周到かつ華麗に仕掛けられていくわな。妖艶さと狂気を武器に“甘美でSexyな復讐”を繰り広げるサスペンスドラマとなっている。
主人公・鈴木密を演じる松本は「『金魚妻』(Netflix)に続いて再び黒澤R先生の作品に出演させていただけることになり、大変嬉しく思います。台本は、復讐の仕方もかなり原作に近い描き方をしているので、原作ファンの方にも満足していただけると思いますし、演じるのがとても楽しみです。描かれるのは誰しもが思い当たるような身近にあるトラブルだったりするので、誰かに投影して見ていただけると面白いと思いますし、主人公の女性がどういう風に復讐をしていくのかも見どころのひとつになっていくと思います」と話している。
ドラマ『寂しい丘で狩りをする』は、テレビ東京にて4月22日より毎週金曜25時53分放送、Paraviにて3月10日より独占先行配信(予定)。『復讐の未亡人』は、テレビ東京にて7月より放送、Paraviにて3月9日より独占先行配信(予定)。