阿部サダヲ主演『アイ・アム まきもと』追加キャストに満島ひかり、松下洸平、宮沢りえら
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俳優の阿部サダヲが主演を務める映画『アイ・アム まきもと』の追加キャストとして、満島ひかり、宇崎竜童、松下洸平、でんでん、松尾スズキ、坪倉由幸(我が家)、宮沢りえ、國村隼の出演が発表された。
【写真】阿部サダヲ主演×水田伸生監督が4度目のタッグ 『アイ・アム まきもと』公開決定
本作は、ちょっと迷惑な男が“まき”起こす、“迷惑系”ヒューマンストーリー。監督は水田伸生。そして主人公・牧本壮を、水田監督が手掛けてきた『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』『謝罪の王様』に続き、今回4度目のタッグとなる阿部が演じる。
市役所の「おみおくり係」を務める<ちょっと迷惑な男>牧本壮。空気が読めない、人の話を聞かない、誰にも心を開かない。そんな牧本が孤独に亡くなった人を独自のルールに従いおみおくりしていく中、さまざまな人々と出会い、少し煙たがられながらも彼らの心に変化をもたらしていく。そしてそんな人々とふれ合う中で、牧本自身の無味な人生も徐々に彩られていく。牧本の“迷惑”がいつしか“無垢(むく)な気持ち”として、周囲と自らに影響を与えていくヒューマンストーリーだ。
今回発表されたのは、そんな牧本の迷惑にほんろうされる追加キャスト。
ある日、疎遠になった父の死を知らされ、しつこく牧本から葬儀への参列を迫られる津森塔子役に満島ひかり。牧本の向かいの家に住み、牧本に負けないほどのちょっと迷惑な男・蕪木役に宇崎竜童。全く空気の読めない牧本に最も迷惑を被っている刑事・神代役に松下洸平。牧本の迷惑に振り回されながらもその行動に理解を示す葬儀屋・下林役にでんでん。蕪木の強烈な迷惑エピソードを持つ、食品工場で働いていた蕪木の元同僚・平光役に松尾スズキ。牧本を取り締まるため県庁から派遣され、度重なる迷惑行為に目を光らせる新任の市民福祉局局長・小野口役に坪倉由幸(我が家)。
さらに、蕪木の迷惑にほんろうされながらもその武骨さに惹かれていた、今は漁港で居酒屋を営む蕪木の元恋人・今江みはる役に宮沢りえ。蕪木の元同僚だったが“その迷惑に救われた”という謎の過去を持つ槍田役を國村隼が演じる。
満島は「私にとってはホームのような水田組で、これまた、いちファンの阿部サダヲさんとの共演ですからもう、感謝の気持ちで参加しました」、松下は「初めての水田監督作品、初めての阿部サダヲさん、僕にとってはどれもこれもが刺激的でワクワクする現場でした」、松尾は「マキモトというより、大人計画に入った頃の阿部にはだいぶ迷惑かけられました」とコメント。
坪倉は「『迷惑な男』で真っ先に思い浮かんだのが僕の相方の杉山(裕之)。杉山もこういう迷惑のかけ方だったら人に好かれるのかなぁ…なんて思いました」、宮沢は「牧本さんが大切だと思う事は、私の大切でありたいと思わせてくれる作品でした」、國村は「やさしくも悲しい、嫌なんだけどちょっと嬉しい、そんな気持ちを描いた映画です」としている。
映画『アイ・アム まきもと』は、9月全国公開。
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