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マイケル・ベイ監督、ウィル・スミスのオスカー平手打ち騒動は「どうでもいい」「ウクライナについて話すべき」

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マイケル・ベイ監督、ウィル・スミスの平手打ち騒動を一刀両断
マイケル・ベイ監督、ウィル・スミスの平手打ち騒動を一刀両断(C)AFLO

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 第94回アカデミー賞授賞式にて、妻をジョークにされたウィル・スミスが激高し、プレゼンターのクリス・ロックを平手打ちした事件。余波が広がりを見せるなか、『バッドボーイズ』でタッグを組んだマイケル・ベイ監督が「どうでもいい」と一刀両断した。

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 最新作『アンビュランス』の全米公開を控え、プロモーション中のベイ監督。米Yahooのインタビューの中で、ベイ監督は授賞式を見ていなかったと語り、「そもそも、この話題から始めるのは間違ってるよ。本当にどうでもいいことだ。ハリウッドは非常に自己中心的だ。今こうしている間にも、ウクライナでは赤ん坊が爆撃を受けている。このことについて話すべきだ」と答えた。

 ベイ監督は、ウィル主演の『バッドボーイズ』(1995)で映画監督としてデビュー。続編の『バッドボーイズ2バッド』(2003)でもメガホンをとり、第3弾の『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020)にはカメオ出演するなど、何度もタッグを組んでいる。

 そんなベイ監督は今回の騒動を、当初は演出の一環かと思ったそうだ。「彼とは何度も仕事をしたが、あんな男じゃなかった。あんな風に取り乱すのを見たことがない。彼のニヤニヤ笑いが見えたから、演出かと思った。セットで彼が人とふざけたりジョークを言い合う姿を見たことがある」とコメント。そして「あれは平手打ちだった。パンチじゃない。彼はケンカが得意だし、トレーニングも積んでいる」と続けた。

 『バッドボーイズ』はウィルの代表作の1つで、この後第4弾の制作が決まっていたが、今回の騒動で制作は一時中断されるのではないかと見られている。一方ウクライナ情勢は収まる様子を見せず、今回のアカデミー賞でも、同国出身のミラ・クニスが登壇し、支援を呼びかけていた。

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