小芝風花、加賀が舞台の主演映画『Lady Kaga レディ・カガ』でタップダンスに初挑戦、2023年秋公開
女優の小芝風花が主演する映画『Lady Kaga レディ・カガ』の制作が発表された。石川県の加賀温泉郷を舞台にした作品で、小芝はタップダンスに初挑戦する。公開は2023年秋の予定。
【写真】映画『Lady Kaga レディ・カガ』会見で誕生日を祝福される小芝風花
本作は、加賀温泉郷に実在するPRチーム「LADY KAGA(レディー・カガ)」をモチーフに、温泉旅館のおかみたちがコロナ禍から立ち上がる姿を描く、コミカルで心温まる和風ダンスムービー。家族愛や温泉街で生きる人々の人情も描かれる。監督は雑賀俊朗。撮影は5~6月に石川県加賀、金沢両市内で行われる予定。
小芝が演じるのは、加賀温泉にある老舗旅館の一人娘・樋口由香。小学校の時に見たタップダンスに魅了され、タップダンサーになる夢を抱いて上京するが、おかみでもある母親の危篤を聞いて帰郷。タップダンスに未練を残しながらも、おかみ修業に励む中、「よさこいソーラン」を目にし、心の中に封印していたダンスへの情熱が再び湧き上がる。そして、ふとしたことで、タップを踊る由香の姿を見た観光プランナーにより、おかみたちによるタップダンスショー「レディ・カガ」が結成される。
タップダンス初挑戦となる小芝は「今は家も含めて週3日、1時間半から2時間ほど練習しています。タップに必死で、他のことを考える余裕がないくらい。以前からタップダンスには興味があって、かっこいい!と思っていましたが、タップにはたくさんの技があって、ジャックナイフなど、本当に難しくて、練習あるのみですね。ハードルが高いです。劇中で、私が教えるシーンもあるので、他の方々より上手くならないと」と意気込みを話す。
さらに「この作品で注目していただきたいところは、やはりみんなで踊るタップシーンです。キャストがずらっと並んで踊るシーンは、奏でる音、ステップをぜひみて頂きたい」と語っている。
本会見は、加賀市山代温泉の旅館「瑠璃光」で開催。石川を訪れるのは初めてという小芝は、「現地に来てあらためて身が引き締まりました。作品を通して加賀温泉郷、石川県を盛り上げられるように頑張りたい」とコメント。また、4月16日に25歳の誕生日を迎えた小芝は、ケーキと花束を渡され、祝福を受けた。
映画『Lady Kaga レディ・カガ』は、2023年秋公開予定。