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歴史を変えた逆転劇『オフィサー・アンド・スパイ』本予告解禁 ナレーションは松平定知

映画

 ロマン・ポランスキー監督の最新作『オフィサー・アンド・スパイ』より、本予告が解禁された。スパイの罪をかぶせられたドレフュス大尉の無実を裏付ける衝撃の真実を知ってしまったピカール中佐が、あらゆる手段で隠ぺいを謀る巨大国家権力にあらがい、正義のために命懸けの逆転劇に挑む姿がサスペンスフルに描かれている。

【動画】『オフィサー・アンド・スパイ』本予告

 本作は、19世紀のフランスで起きた歴史的冤罪(えんざい)事件“ドレフュス事件”を映画化。これまで描かれてこなかったピカールというひとりの将校の視点で事件を描く。フランスでナンバーワンヒットを記録し、第76回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞、第45回セザール賞では3部門を受賞した。

 本予告のナレーションは、NHKの長寿番組『その時歴史が動いた』のキャスターでおなじみの松平定知・京都芸術大学教授が務めた。これまで知られざる歴史の物語をドラマティックに伝えてきた松平氏の重厚なナレーションと相まって、壮絶なドラマを期待させる予告編が完成。群がって怒号を浴びせる群衆や銃声といった不穏な描写に、法廷で取り乱すドレフュスの姿、窮地に追い込まれていく絶体絶命の中、ピカールがとった一発逆転の賭けとは?

 松平氏は「毎日、人が人を殺している。子供たちの上にミサイルが堕ちる―――『それは敵のデマ』と一方の当事者は言う。19世紀末。無実で収監されたドレフュス大尉を救うため奔走するピカール中佐は、苦境の中でこう呟き、自らを奮い立たせる― 『事実は変えられない』!  そして、、、」とのコメントを寄せた。

 映画『オフィサー・アンド・スパイ』は、6月3日より全国公開。

映画『オフィサー・アンド・スパイ』本予告

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