『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』、米良美一がサプライズ出演
『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(ちんぷうでん)』に、カウンターテナー歌手の米良美一が声優としてサプライズ出演していることが明かされた。さらに、公開後ならではの愉快な新映像も解禁となった。
【動画】米良美一がサプライズゲストに!『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』新映像
アニメ『クレヨンしんちゃん』の劇場版30周年作品となる本作は、これまでとは一味も二味も違うギャグ満載の忍者アクション超大作。嵐を呼ぶ5歳児が今度は“忍者”に。映画の大スクリーンを縦横無尽に駆け回る。そして本作で明かされるしんのすけ出生の真実―なんと、しんのすけは野原家の子供ではなかった…?
世界的カウンターテナー歌手であり、実はクレヨンしんちゃんの大ファンでもある米良美一は、本作で野原家に立ちはだかる忍者の兵衛刀便系(べえとうべんけい)として抜てきされた。兵衛刀便系はその名の通り、ベートーヴェンの「運命」のメロディーを高らかに歌い上げながら地面よりはい上がり、野原家に襲いかかる忍者。
米良は「『運命』を歌うのは結構難しくて、超絶テクニックが必要です。だから大事なところはちゃんと歌っていますけど、基本はオブリガート(メロディ・パートをより引き立たせるために同時に演奏される別のメロディーを意味する音楽用語)で歌いました」と、音楽的見地から役柄の難しさを語った。
『クレヨンしんちゃん』については、「臼井(儀人)先生が何度か “はりつめた~弓の~♪米良さん元気かな~♪”ってコミックで描いてくださってる時があって、びっくりしたんですがそこに愛情を感じて嬉しかったのを覚えています。それからもコミックが発売されると必ず買っていて、今でも買って集めています」と、しんちゃんファンになったきっかけと、原作者の臼井儀人への思い入れの深いエピソードも明かした。
さらに今回は新映像も解禁。米良演じる兵衛刀便系がマッチョな巨体で野原家を脅かすシーンや、先日解禁され、意外なキャスティングに驚きの声が上がってる山田孝之演じる“イケメン”の動く姿も収められ、さまざまな忍法が飛び出す楽しい映像となっている。
『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』は、全国公開中。
※米良美一コメント全文は以下の通り