YOSHIKIの力の源はファン 若き日は「無謀だった。だけど無敵だった」
ミュージシャンのYOSHIKIが10日、都内で開催された新製品「Real Gold X/Y」発表会に出席。YOSHIKIは自身のエネルギーの源がファンだと語ったほか、10代から20代の自分について「無謀だった。だけど無敵だった」と振り返った。
【写真】Xポーズも披露 イベントに登場したYOSHIKI
「Real Gold X/Y」は、新発売となるエナジードリンク。YOSHIKIはビジネスパートナーを務めており「リアルゴールド X」「リアルゴールド Y」をそれぞれ表現したオリジナル楽曲も初公開した。
発表会後の質疑応答で、テンションが上がった出来事を聞かれたYOSHIKIは「僕はアメリカに住んでいるんですけど、日本に来るとテンションが上がります。日本のすべてが好きなんですね。じゃあなんでアメリカに住んでいるんだって、それは挑戦しているからなんですが」と笑顔。桜を見てテンションが上がったそうで、テンションが上がってしまうとどうなるのか聞かれると「Xジャンプをします」とジョークを飛ばし「楽曲をすぐに書き始めます」とも明かした。
また、自身のエネルギーの源を聞かれると「ファンのみなさんです」と返答。「僕が音楽を作ることによって、ファンのみなさんが前向きになってくれて、またそのエネルギーをもらってっていう。好循環って言うんですか? ファンのみなさんの存在が僕のエネルギーの素です」とファンへの思いを語った。
自身の10代から20代に話が及ぶと「とてつもないエネルギーは、今でもあまり変わらないかもしれないですけど、ありましたね。ロックバンドを始めて、とりあえず日本一になるんだって」と振り返り「誰に何を言われても僕らは前に進む。僕らの時というか、道標っていうものがなかったのかな。こうだからロックみたいなものは、あったりなかったりみたいな。だったら自分で道を切り開いちゃえばいい」と当時のスタンスに言及。
自身が渡米した約30年前と比較して、アジアの音楽が世界的に台頭してきたことや、エンタメに変化が生じたことも指摘したYOSHIKIは「本当にはちゃめちゃでした。でもエネルギッシュでした。その時に『無謀だった。だけど無敵だった』っていう言葉を使っていたんですけど(笑)。ある種、心の中では無敵でした」と懐かしんでいた。