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井上芳雄×上白石萌音、ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』上演決定 前任・坂本真綾からメッセージも

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ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』で共演する井上芳雄と上白石萌音
ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』で共演する井上芳雄と上白石萌音

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ジョン・ケアード

 2012年の初演以来、幾度も再演を重ねてきたミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』が、井上芳雄と上白石萌音のコンビで8月に上演されることが発表された。ヒロインのジルーシャ・アボット役は、初演から演じてきた坂本真綾が4月に第1子を出産したため、上白石にバトンタッチする。

【写真】ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』速報ビジュアル

 知的で紳士、けれど一風変わった若き慈善家・ジャーヴィスと、孤児でありながら溌剌として聡明なジルーシャとの心温まる恋の物語。脚本・演出は、舞台『千と千尋の神隠し』や『ナイツ・テイルー騎士物語ー』などを手掛けた、ジョン・ケアード。音楽・編曲・作詞はポール・ゴードン、編曲はブラッド・ハーク、翻訳・訳詞は今井麻緒子が担当する。

 孤児院に暮らす18歳の少女ジルーシャ・アボットは、ある夜、「大学への進学と勉学を保証する」という思いもよらない手紙を受け取る。条件は、月に一度手紙を書くこと。手紙の送り主は、その夜に見た車のヘッドライトに照らされる足長蜘蛛 “ダディ・ロング・レッグズ”のような影。影でしか見たことのない相手だったが、ジルーシャは心を躍らせ手紙を送り続けた。影の正体であるジャーヴィス・ペンドルトンもまた、知性ある手紙を送ってくれる彼女に惹かれていくのに時間はかからなかった。そして、ついにジャーヴィスは、影の正体であることを隠してジルーシャの前に現れる――。

 初演からジャーヴィス・ペンドルトンを演じる井上は、「10年分の思いと、これからの希望が詰まった『ダディ・ロング・レッグズ』を皆様にお届けできますように!」と意気込む。一方、今回初参戦となる上白石は「坂本真綾さんがずっと大切に演じ続けてこられたジルーシャが大好きです。しっかりと引き継げるよう、誠心誠意務めさせていただきます」とコメントを寄せた。

 今回出産のため出演を辞退した坂本からも「大変ご多忙な中、上白石萌音さんがジルーシャ役をお引き受けくださり本当に嬉しく思っています。この夏もたくさんの人の心に『幸せの秘密』が届きますように」とメッセージが届いている。

 ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』は、東京・シアタークリエにて8月24日~31日上演。そのほか、東京・シアター1010にて8月14日~17日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて8月19日~22日上演。

※坂本真綾、井上芳雄、上白石萌音コメント全文は以下の通り

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