ケヴィン・スペイシー、性的暴行容疑でイギリスで訴追
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数々のわいせつ・性的暴行の疑いが浮上している俳優ケヴィン・スペイシーが、イギリスで訴追されることが明らかになった。
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Varietyによると、現地時間5月26日、3人の男性に対する4件の性的暴行と他1件の容疑でケヴィン・スペイシーを訴追したと、イギリスの検察当局が発表したという。
発表によると、英当局はこれまで数年にわたって調査を行ってきており、今回の訴追に繋がったという。今回訴追された事件のうち少なくともいくつかは、彼が2004年から15年にかけて、ロンドンのオールド・ビック劇場で芸術監督を務めていた時に起きたことだと見られている。
オールド・ビック劇場は、アメリカでケヴィンに対する容疑が浮上して以来、調査を行っており、結果不適切な行為を受けたという被害者が20人浮上したそうだ。
2度のオスカー受賞を誇るケヴィンは、『スター・トレック：ディスカバリー』などに出演するアンソニー・ラップから、14歳の時に性的暴行を受けたと告発されて以来、性的暴行やセクハラの告発が相次いだ。
アメリカでは、昨年11月に、スキャンダルを受け降板した『ハウス・オブ・カード』を制作するMRCが、ケヴィン降板のためにかかった費用を求めて訴え、約3100万ドルを支払うよう判決が下った。しかし性的暴行容疑に関しては、刑事と民事で複数の裁判が行われたものの、すでに取り下げられている。
