悪夢の一夜を過ごすことになる映画クルー5人 『X エックス』キャラポスター解禁
『へレディタリー/継承』『ミッドサマー』を手掛けたA24が贈る最新ホラー映画『X エックス』より、史上最高齢の殺人夫婦が棲む家で悪夢のような一夜を過ごす、若き映画クルーたちをそれぞれ捉えた5種のキャラクターポスターが解禁された。
【写真】キャッチコピーにも注目『X エックス』キャラポスター
物語の舞台は1979年のテキサス。女優のマキシーンとそのマネジャーのウェイン、ブロンド女優のボビー・リンと俳優のジャクソンは、自主映画監督の学生RJとその彼女で録音担当の学生ロレインと共に、映画撮影のために借りた農場へ向かう。彼らは人里離れた農場で、芸術的な価値を持たせた背徳的でエロティックな作品『農場の娘』を制作し、大金を稼ぐという野心を持っていた。
そんな若者たちを農場で待ち受けたのは、みすぼらしい老人ハワード。ハワードは、彼らを宿泊場所として提供した納屋へ案内する。一方、マキシーンは、母屋の窓ガラスからこちらを見つめる老婦人と目が合ってしまう…。そう、3組のカップルが踏み入れたのは、史上最高齢の殺人鬼夫婦が住む家だった―。
今回解禁されたのは、史上最高齢の殺人夫婦が棲む家で悪夢のような一夜を過ごすことになる、若き映画クルーたちをそれぞれ捉えた5種のキャラクターポスター。劇中の印象的な台詞がコピーとして添えられている。
1枚目は主人公の女優マキシーン。マキシーンは、テレビドラマ『ワンダーウーマン』で主演を務めたリンダ・カーターに憧れ、自分もスーパースターになれると信じているキャラクター。そんなマキシーンを演じるのは、『サスペリア』(2018)で高い評価を得てブレイクしたミア・ゴス。彼女の横には「欲望は操れない」という挑発的なコピーが踊る。
2枚目は、録音担当の学生ロレイン。一見おとなしそう彼女は、今回の映画制作で自分の存在価値を試されることになる。演じるのは、全米No.1を獲得した『スクリーム』シリーズ最新作『SCREAM(原題)』(2022)で主演の一人を演じ、“新スクリーム・クイーン”と称されるジェナ・オルテガ。「いつから潔癖症になった?」という意味深なコピーが興味をそそる。
3枚目は、『ピッチ・パーフェクト』シリーズのブリタニー・スノウ演じるブロンド女優ボビー・リン。4枚目は、ミュージシャンとして世界的な人気を誇り、近年は俳優としても活躍しているスコット・メスカディ(キッド・カディ)演じるベトナム帰還兵の俳優ジャクソン。ボビー・リンとジャクソンはポリアモリスト(複数恋愛主義者)のカップルで、「今 楽しまなきゃ(ボビー)」「不良人生に乾杯(ジャクソン)」というコピーにあるように、開放的なキャラクターとして描かれる。
5枚目は、マキシーンに惚れ込み、彼女のマネージャーも兼任する敏腕プロデューサーのウェイン。演じるのは、Netflixドラマ『ヴァージンリバー』シリーズのマーティン・ヘンダーソン。「チーズバーガーにするぞ」というコピーと共に、不服そうな表情ですごんでいる。
ビジュアルで、彼らの前に立ちはだかる『X』の文字。秘密のX、極限のXTREME、快感のXTC、未知なるX FACTOR…。果たしてタイトルにも繋がる、この『X』が示す意味とは。
映画『X エックス』は、7月8日より全国公開。