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長谷川博己、『麒麟がくる』以来の主演作は「辛かった」と胸中吐露 綾瀬はるかの「ピロちゃん」呼びには照れ笑い

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長谷川博己、映画『はい、泳げません』公開記念舞台挨拶に登場
長谷川博己、映画『はい、泳げません』公開記念舞台挨拶に登場 クランクイン!

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長谷川博己

綾瀬はるか

Little Glee Monster

渡辺謙作

 俳優の長谷川博己が11日、都内で行われた主演映画『はい、泳げません』 の公開記念舞台挨拶に綾瀬はるか、Little Glee Monster(アサヒ、MAYU、かれん)、渡辺謙作監督と共に登壇。本作の撮影について「辛かったけど、良かったなと思っています」と振り返った

【写真】綾瀬はるかからの“ピロちゃん”呼びにももう慣れた?長谷川博己

 同作は、映画『花束みたいな恋をした』(2021)の製作プロダクション・リトルモアが手がける最新作。頭でっかちな言い訳ばかりするカタブツな哲学者・小鳥遊雄司(長谷川)と、彼に水泳を教えるコーチ・薄原静香(綾瀬)の希望と再生の物語が描かれる。

 長谷川は、NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』以降、本作が初の主演作。「こうやって映画の現場に入ったのはすごく久しぶりだった。すごく大変な現場で、監督ともいろいろやり合った。それも全部含めて、映画作りは『こうやってやっていかないといけないな』と思った。総合芸術として、皆それぞれの意思がぎゅっと詰まって作っていくって、小鳥遊雄司が泳げないけど泳ごうとしていくのが、映画作りと重なった」と熱弁。「辛かったけど、良かったなと思っています」と充実感を漂わせた。

 また、水中で綾瀬と抱き合うシーンに言及。「あそこは、とにかく潜ってないといけなかった。それで、潜るためには息を吐き出さないといけない。二人で『いっせーのーせっ』でフーッ!と息を吐いて潜った。でも息を吸いたいから、ずっと潜れない(笑)」と苦労を吐露。そこで綾瀬が「腰に重りもつけました」と明かすと、長谷川は「僕らはけっこう、いろんな気持ちを持ちながら演じた。それがバレてなければ良かったな」と笑った。

 長谷川は本作の演技で意識したことも熱弁。一方で綾瀬は「私は基本的に、8割プールで指導していた。…まぁ、(演技プランなどは)特になく」と天然発言。続けて「最初は、ちょっと慣れていないという生徒(長谷川)が、反抗し始める(笑)。監督に『“小鳥遊!”ともっと強く怒れ』と言われていました」と話し、会場の笑いを誘った。

 一部バラエティ番組などで、長谷川のことを“ピロちゃん”と呼んでいることが明らかになった綾瀬。本イベント内でLittle Glee Monsterが本作主題歌「生きなくちゃ」を生披露する際には、自然と長谷川に「ピロちゃん」と声をかけ、仲の良さを見せる一幕も。長谷川は「ピロちゃん、(同主題歌を生歌で聞くのは)初めてです。すごく楽しみです」と照れ笑いを浮かべた。

 歌唱を聞き終えると綾瀬は「鳥肌が立って、一気に、瞬間に、世界観にひっこまれて…引き抜いて…、引き抜いてじゃないですね(笑)。引き込まれて感動しました」とニッコリ。長谷川も「感動しましたね。最初に三人でハモられたときに、おれもググッと来て泣きそうになっちゃった。『いかん! いかん!』と思いました。すてきな歌声で癒やされます。これが聞けたのが、今日一番の幸せです」と笑顔をこぼした。

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