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今井翼、hideさんの実弟・松本裕士氏から感謝を受け涙「この作品に巡り合えてよかった」

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映画『TELL ME ~hideと見た景色~』完成披露上映会に登壇した今井翼
映画『TELL ME ~hideと見た景色~』完成披露上映会に登壇した今井翼 クランクイン!

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 今井翼が15日、都内で開催された映画『TELL ME ~hideと見た景色~』完成披露上映会に、塚本高史、JUON、塚本連平監督、原作者でhideさんの実弟でもある松本裕士氏と共に出席。今井が初対面した松本氏からの感謝の言葉を受け、感極まり涙を見せる一幕があった。

【写真】今井翼、感極まり涙

 本作は、X JAPANのギタリストやソロアーティストとして活躍していたロックミュージシャン、hideの実弟・松本氏の著書『兄弟 追憶のhide』(講談社文庫刊)をもとに、hideが遺した音楽を世に届けるため奮闘する弟と仲間たちの軌跡を描いた作品。今井がhideの弟で駆け出しのマネージャー・松本裕士役を務め、塚本がhideと2人で楽曲を制作していたhideの共同プロデューサーのI.N.A.役、ロックバンド・FUZZY CONTROLのギター&ヴォーカルのJUONがhide役を演じる。

 本作で映画初主演を果たした今井は「この日を迎えられ、本当に特別な思いでいっぱいです」とあいさつ。X JAPANのYOSHIKIからの「hideの残した音楽や芸術を世の中に語り継いでくれることに感謝します」というコメントが読み上げられると、「hideさんはもちろんですが、僕はX時代からYOSHIKIさんのこともすごく好きで。このようなお言葉を頂けて本当に感無量です」と口にし、「お話をいただいた時はありがたい思いと同時に、これはしっかりと自分なりに意思をもって描きたいと思いました」と感慨深い様子で打ち明けた。

 hideを演じたJUONは、「非常に光栄なことで、撮影中は本当に1秒1秒、愛しい時間が流れていて。hideのことを毎日思いながら過ごせるのは貴重で、ミュージシャンとしてもこの上ない喜びでした」と真摯に明かし、「うれしい気持ちがプレッシャーを勝りました」と爽やかな笑み。hideの大ファンという塚本は、「(自身の役が)僕じゃなかったらすごく嫉妬してます」とこぼし、これに今井が「衣装にしてもギターにしても細かいところに高史くんの意見があって。極力、忠実に描けたのは高史くんの存在が大きい」と敬意を表した。「hideちゃんのファンを裏切らないものにしたかった」という思いから、塚本は監督にいろいろ意見したと言い、「監督が現場ですんなり受け入れてくれて。監督の懐の深さのおかげで、僕も翼くんも多くを語らず現場で芝居ができました」と感謝した。

 終盤には、松本氏がサプライズ登壇。今井とは本イベントで初対面となるが、松本から「大変な役をやっていただき、本当に感謝しかない」という言葉が贈られると、今井は涙を浮かべながら「自分で言うことではないけど、この役を演じるってすごく難しくて。当時、裕士さんが抱かれた辛さを考えれば考えるほど、これでいいのかという不安がありましたが、自分なりに丁寧に演じたいと思って挑ませていただいたので、このようなお言葉をいただけて、この作品に巡り合えてよかったなって思っています」と頭を下げ、「hideさんが残した大切なものを守り抜くことをテーマにした作品。hideさんを近くに感じながら、それぞれの思いで見てほしい」と観客に呼びかけていた。

 映画『TELL ME ~hideと見た景色~』は、7月8日より全国公開。

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