『ベルセルク 黄金時代篇』3部作、年内に地上波初放送 連載再開は初回2本立て
漫画『ベルセルク』を3部作でアニメ映画化した『ベルセルク 黄金時代篇』が、『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』として2022年に地上波初放送されることが決定。併せて、先日発表された原作漫画の連載再開が初回2本立てとなることも明らかになった。
【動画】ガッツとグリフィスが運命の出会い 『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』特報
『ベルセルク』は、「ヤングアニマル」(白泉社)にて1989年より連載スタートした三浦建太郎さんによるダークファンタジー漫画。緻密な作画、圧倒的な創造力で重厚なストーリーと魅力的なキャラクターを描き、世界の読者を魅了。2022年6月時点で全世界での累計発行部数5000万部を突破している。
6月24日発売の「ヤングアニマル」13号から再開する原作の連載は、逝去した三浦さんに代わり、漫画をスタジオ我画、監修を森恒二が担当。初回2本立てとなっており、以降はまず「幻造世界篇/妖精島の章」ラストまでの6話分が予定されている。
『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』では、監督を佐野雄太、オープニングテーマを平沢進の「Aria」、アニメーション制作をSTUDIO4℃が担当。ファンの間でも人気が高い“黄金時代”を『覇王の卵』『ドルドレイ攻略』『降臨』の3部作でアニメーション映画化し、2012~13年に日本をはじめ16カ国で公開された作品。劇場公開から10年の時を経て地上波初放送される。
解禁された特報では、百年戦争に揺れる地を傭兵として渡り歩く剣士ガッツと、傭兵集団“鷹の団”を率いるグリフィスの姿が映されている。数々の激戦を共にくぐり抜けるうちに信頼で結ばれていくガッツとグリフィス、そして仲間たち。やがて鷹の団はミッドランド王国の正規軍にのし上がるが、それはグリフィスが目指す頂点へのはじめの1歩にすぎなかった。一方ガッツは、グリフィスの夢に取り込まれ、剣を振り回すだけの人生に疑問を抱き始める。だが、ガッツはまだ知らない。果てなき夢が2人に与えた、恐るべき宿命を…。
アニメ『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』は2022年地上波初放送。