アニメ『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』10月放送開始 新規カットや楽曲情報も解禁に
アニメ映画『ベルセルク 黄金時代篇』3部作を再編集した『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』が、テレビシリーズとして10月よりTOKYO MXほかにて放送されることが決定。併せてメインビジュアルや楽曲情報が解禁された。
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三浦建太郎さんによる原作漫画『ベルセルク』は、1989年より連載中のダークファンタジー作品。剣と魔法、そして魔物が存在する世界を舞台に、主人公ガッツの壮絶なる生き様を描く。三浦さんの逝去により昨年9月の掲載を最後に休載となっていたが、親友の漫画家である森恒二氏が監修、三浦さんの弟子であるスタッフが所属するスタジオ我画が漫画製作を行う形で、6月24日発売の「ヤングアニマル」(白泉社)13号から連載を再開した。
今回のテレビシリーズでは、2012年の劇場公開時にはなかった原作人気シーンの一つでもある「夢のかがり火」などの名シーンが、劇場版同様に恩田尚之総作画監督のもと新規カットとして追加される。本日公開のメインビジュアルも恩田による描き下ろし。さらに、既存カットも、数百カットに手を加え、リマスターとしてバージョンアップ。佐野雄太監督も「劇場版の魅力を保つことに配慮しつつ、追加シーンや修正を加えて原作の濃厚な人物描写をさらに深く表現することを目指しました。この作品を通して多くの方々にベルセルクの魅力を伝えられればと思っています」と意気込みをコメントしている。
エンディングテーマは、中島美嘉の「Wish」に決定。中島は「歌詞に散りばめたい詞がいくつか浮かんできて、楽しみながら楽曲ストーリーを紡ぐことができました。アニメと共に楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメントを寄せた。
さらに平沢進、鷺巣詩郎による、テレビシリーズ内での新たな楽曲提供も決定。平沢は「あれから10年。主題歌制作をめぐる異質な経験の記憶はその経年にも衰えず永遠の今のように息づいている」、鷺巣は「10年を経て新たによみがえるべく映像表現に、作曲家としての加筆は必須。創造主を失う悲劇は起こった……だからこそ、創造は前進させなくてはならない」と、装いを変えて10年ぶりに公開となる本作品への思いに触れている。
アニメ『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』は、10月よりTOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11にて放送。
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