『ナンバMG5』津田健次郎、声を務めた柴犬“松”とついに共演「神がかり的な瞬間が」
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俳優の間宮祥太朗が主演を務め、6月22日に最終回を迎えたドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系)。本日6月29日に放送された特別編「全開バリバリでアリガト編」にて、難破家の愛犬・松を演じる豆三郎と、松の声を担当した人気声優で俳優の津田健次郎が、“実写”で夢の初共演を果たした。
【写真】夢の共演! 松役の豆三郎と“中の人”津田健次郎
ドラマ『ナンバMG5』は、小沢としおによる人気マンガ『ナンバMG5』『ナンバデッドエンド』を実写化した青春アクションコメディ。“脱ヤンキー”を決意するものの、次々と事件に巻き込まれてしまう生粋のヤンキー難破剛役を俳優の間宮祥太朗が、剛の兄で地元のヤンキー達から“カリスマ”と崇められる最強の男・難破猛役を満島が演じた。
剛が幼少期から“弟”としてかわいがっている難破家の愛犬・松(豆三郎)。ドラマの第1話から、松のモフモフとしたキュートなルックスはもちろん、つぶらな瞳で魅せる演技、でも声は津田健次郎によるイケボ(イケてるボイス・イケメンボイス)というギャップに多くの視聴者がとりこになった。今まで、決して画面上で交わることのなかったふたりだったが、最後の最後で共演することができた。
本日の放送では、難破家のメンバーが松のバースデーを祝うためにひそひそと家族会議を行っていると、仲間外れにされたと思い込んだ松は家出を決意する。おなかを空かせて街をさまよっていると、お茶のポスターを見つける松。そこには、イケおじ好きの剛の妹・吟子(原菜乃華)が大ファンでもある津田健次郎の顔が。立ち止まった松の目の前に、なんとリアルな津田が歩いてくる。松が「あれ!? ポスターの人だ」とつぶやくと、津田は「今、“ポスターの人だ”って思ったろ」と語りかける。松は「えっ、なんで分かるの?」と焦り始めると、津田はすかさず「今、“なんで分かるの?”って思ったろ」と答える。「こわ!」とビビる松に「はやく家帰れよ、皆心配してるぞ」と優しく語りかけ去って行く。
このシーンが撮影された時、松役の豆三郎は、最初は津田に興味を示すものの、少々警戒している様子だった。ふたりで写真撮影を行ったことはあるが、しっかり演技をしながら共に過ごすのは初めてのこと。スタッフがカメラ位置などを調整している空き時間に、津田から積極的にコミュニケーションを取るなどして、次第に距離が縮まったふたり。本番を迎えるころには、見つめ合うシーンなど、NGテイクを出すこともなくスムーズに撮影することができた。今作で大人気となった豆三郎と、中の声を担当した大人気声優の津田の奇跡のコラボは、最後に、制作陣による視聴者へのにくいサプライズ演出となった。
津田は、松との共演オファーを聞いた時の感想として「え! いいんですか? と思って。すごくうれしかったですね。音の収録現場にはいましたが、撮影の現場には伺うことができなかったので、どこかでキャストやスタッフの皆さんとお会いしたかったので。現場に来てみて、“あーこんな雰囲気で撮っていたんだ!”と感激しました」とコメント。
また、柴犬・豆三郎については「いい子でしたねー! お芝居するのも、もっと時間がかかるのかな? と思いましたが、全然時間がおすこともなくスムーズでした。本当にいいタイミングでこっちに振り向いてくれるなど、神がかり的な瞬間があってすごかったです」とその名優ぶりに驚いた様子だった。