豪州の大規模森林火災がテーマ『FIRES~オーストラリアの黒い夏~』特別映像&インタビュー到着
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現在「スターチャンネルEX」で独占配信中の、2019~2020年に発生した豪州大規模森林火災を経験した人々の実話にインスパイアされたヒューマンドラマ『FIRES~オーストラリアの黒い夏~』(全6話)。このたび、スタッフ&キャストが作品を解説する特別映像、製作総指揮で脚本共同執筆者のベリンダ・チャイコのインタビューが解禁された。
【写真】大規模森林火災に立ち向かった人々『FIRES~オーストラリアの黒い夏~』場面写真
2019年から2020年にかけてオーストラリアの広範囲で発生した大規模森林火災。本作は、“Black Summer(黒い夏)”とも呼ばれるこの未曾有の災害を経験した人々の実話からインスパイアされた6話構成のアンソロジー。地球温暖化が進む中年々悪化している森林火災の脅威を描き、それによって失われるものの尊さや大切なものとは何かを訴えるヒューマンドラマだ。火災の迫力や、災害によって窮地に立たされる登場人物たちの行動や心境が非常にリアルに描かれており、自然災害大国である日本の視聴者にとっても身近に感じる作品となっている。
出演は、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』や『ベイビー・ティース』のエリザ・スカンレン、『アバター』のサム・ワーシントン、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのミランダ・オットー、 『FRINGE/フリンジ』のアナ・トーヴら新旧スターたちが勢ぞろいしている。
このたび、キャスト&スタッフが作品を解説する特別映像、製作総指揮で脚本共同執筆者のベリンダ・チャイコのインタビューが解禁。
特別映像では、製作総指揮・脚本のトニー・エアーズが「この惨事の全てか、少なくとも人々が経験したことの一部を伝えたかった」と作品に込めた思いを語り、「このシリーズの要素の1つが、2人の消防隊員だ。クイーンズランド州からビクトリア州を移動するモットとタッシュだ」と解説。続いてタッシュ役のエリザ・スカンレンが「英雄としてだけでなく、人間味も描かれている」、モット役のハンター・ペイジ=ロカードが「この作品は全員の調和がとれて、事実を伝える責任があった」と、それぞれ本作についてコメント。
さらにトニーは「もう1つの要素は火災で、夏の間に発生し激しさが増していった。第1話で、若い2人が初めて火災現場に出動する。それがどのようなことなのか、しっかりと話し合った。人々の損失も描きたかった。特に家を失うことだ」と語る。その後、第2話に登場する酪農家ダンカン役を演じたリチャード・ロクスバーグは「ダンカンと彼の妻は、ニューサウスウェールズ州の酪農家で、火災が原因で土地を失う」、妻キャス役のミランダ・オットーが「(夫婦は)以前の状態に戻る方法を模索する」と、それぞれ自身の役柄について説明。
そのほか映像では、第4話でシェルターに避難する住民を取りまとめる町の教員グレン役を演じたサム・ワーシントンが「グレンは小さな町の先生だ。周りの人の苦しみを少しでも和らげようと努力する」とコメント。そして最後はトニーが「作品のテーマは、一人一人が生きていく中でのコミュニティの重要性だ。現在のパンデミックや火災が起きた夏の間において、特に重要なメッセージになる」と、本作がタイムリーな作品であることを強調して締めくくられている。
ドラマ『FIRES~オーストラリアの黒い夏~』(字幕版・吹き替え版/全6話)は、「スターチャンネルEX」にて配信中。BS10スターチャンネルにて、字幕版が8月30日より毎週火曜23時ほか、吹き替え版が9月1日より毎週木曜22時ほか(8月27日第1話先行無料放送)放送。