ジェームズ・キャメロン、『アバター』第4弾以降はメガホンを取らない可能性
10年以上の時を経て、ついに『アバター』の続編を手掛けたジェームズ・キャメロン監督だが、第4弾と第5弾は他の監督にメガホンを任せる可能性が浮上した。
【写真】『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』メイキング写真
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)、そしてジェームズ・キャメロン監督自身の『タイタニック』も上回る全世界歴代興行収入第1位に輝き、それまでの映像界の常識を一変させた革命的超大作『アバター』(2009)。
13年ぶりとなるファン待望の第2弾『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』と、これに続く第3弾はすでに同時に撮影を終え、第2弾が今年12月16日に日米同時公開、第3弾も2024年に公開される予定となっている。
キャメロン監督は、第5弾までの構想を明らかにしているが、新たに行われたEmpireのインタビューで、これ以降は他の監督に任せることも検討していると明かしたのだ。
「『アバター』シリーズの制作は、精魂をつぎ込むようなものだ」と話し、「他にもワクワクする企画がある。第3弾のあとになるか、第4弾のあとになるかは分からないが、他の作品を手掛けるために、信頼できる監督にバトンを渡したいと思うかもしれない。もしかしたらそうならないかもしれないし、分からない」と監督交代を検討していることを示唆した。
かといって、第4弾と第5弾について、考えがないわけでもないようだ。「第4弾は並外れたものになる。ヤバイよ。制作できることを願っているが、マーケット次第だ」。「第3弾はすでに撮影を終えているから公開できる。第4弾と第5弾は究極のストーリーだから、実現できることを切に願うよ」と構想を明かした。