『ソー:ラブ&サンダー』ナタリー・ポートマンの肉体作りが圧倒的だった
いよいよ公開された『ソー:ラブ&サンダー』で、ソーの元恋人ジェーン/新生マイティ・ソーを演じるナタリー・ポートマン。本作のために10ヵ月にも及ぶトレーニングを行い、大量のプロテインを摂取して役に挑んだそうだ。
【写真】ムキムキの上腕! ナタリー・ポートマンが新生マイティ・ソーに
映画『レオン』や『ブラック・スワン』などに出演し、小柄で華奢な印象のナタリーだが、週5回のトレーニングを10ヵ月間、一度も休まずに行い、役に挑んだという。彼女のトレーニングを担当したナオミ・ペンダーガストが、Us Weeklyに明かした。
「最初の目標は腕と腹筋を鍛え上げることでした。それと同時に、けがを防ぐための安定感のある機敏な身体作りを目指しました。ダイナミックなスタントシーンがあり、動きとひねり、そしてさまざまなポーズで着地する必要があったのです」と説明した。
そのためにナタリーが行ったのは、ボクシングとジャンプ、コアトレーニング、ウェイトリフティングなど厳しいトレーニングの数々。その甲斐あって、「彼女がけがをすることなく難しいスタントをやり遂げたことを、とてもうれしく思っています」と胸を張る。
また、体重を落とさず筋力を付けるため、食事の面でも調整を行ったそう。ナタリーはヴィーガンとして知られるが、撮影中の食事の一例を挙げてみると、朝食として、オーツやベリーなどヴィーガン食と一緒にプロテインシェイクを摂取。撮影セットでは、間食にフルーツとナッツとサラダを食べ、ランチには、ヴィーガン用ファラフェル(豆を使ったコロッケのような料理)とプロテインシェイクを摂取。夕食にも、ヴィーガンカレーとその日3杯目のプロテインシェイク、といった具合だったそうだ。
「明らかに、これは普段ナタリーが食べているより大量です。ですが、作り上げた筋肉を維持するために、必要な量でした」と振り返る。
これらの努力の結果、ナタリーはソーしか持ち上げることのできないムジョルニアを振るにふさわしい、見事な筋肉を獲得。「わたしはエクササイズを提供し、指導しましたが、成し遂げたのはすべて彼女です。10ヵ月にも及ぶトレーニングで、毎回ナタリーは集中し、覚悟を決めて、真摯な態度で挑みました。疲れている時でさえ、100%の力を見せてくれました」とナタリーの努力を称えている。