『河童のクゥと夏休み』公開15周年 原恵一監督特別インタビュー付きノーカット放送決定
原恵一監督の長編アニメーション『河童のクゥと夏休み』が、BS松竹東急の映画放送枠「日曜ゴールデンシアター」の夏休み特別企画として、原監督の特別インタビュー付きで7月31日18時30分よりノーカット放送されることが決まった。
【写真】涙腺崩壊必至!『河童のクゥと夏休み』場面写真
公開から15年の時を経ても、長く愛され続けている本作。3月に開局したBS松竹東急において長編アニメーションの放送は初となる。特別インタビューで原監督は、改めて制作当時を振り返り、構想20年の末に完成させた作品への熱い想いを語る。
BS松竹東急編成局の岡田雄介プロデューサーは「自分が社会人になる前年に公開された本作品ですが、はじめて観た当時、アニメであれ実写であれ表現方法に関係なく、人間を深く見つめる作品に境界線はないんだと、映画を観る視野が広がった記憶があります。週6枠ある映画編成において、長編アニメーションのトップバッターを飾る作品を検討した際に、真っ先に思い浮かんだのが本作品でした。作品を見直して、不思議と今の時代の空気感と通じるものを感じました。『異質なもの』と向き合うというテーマにおいても、公開当時よりも現在の方が、真に迫ってくるものがありました。その一方で、単純に少年と河童の冒険譚としても引き込まれてしまうので、色々な世代の人に楽しんでいただけたら幸いです」とコメントしている。
長編アニメーション『河童のクゥと夏休み』は、BS松竹東急にて7月31日18時30分放送。