『石子と羽男』第3話、“羽男”中村倫也の父・イッセー尾形、姉・MEGUMI登場 でんでん、井之脇海も出演
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女優の有村架純と俳優の中村倫也がダブル主演する金曜ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS系/毎週金曜22時)の第3話に、イッセー尾形、MEGUMI、でんでん、井之脇海の出演が発表された。
【写真】“羽男”中村倫也の父親役にイッセー尾形、姉役にMEGUMI 『石子と羽男』第3話出演キャスト
本作は、東大卒のパラリーガルの“石子”こと石田硝子(有村)と高卒の弁護士“羽男”こと羽根岡佳男(中村)の“石羽コンビ”が、誰にでも起こり得る珍トラブルに挑むリーガル・エンターテインメント。正反対のようでどこか似た者同士の2人が、さまざまなトラブルに挑む中で自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をコミカルに描いていく。
7月29日放送の第3話は、映画を短く編集した“ファスト映画”を動画サイトに無断投稿して逮捕された大学生を弁護するところから物語が始まる。この第3話から羽男の父親役にイッセー尾形、姉役にMEGUMIが加わるほか、映画監督役としてでんでん、逮捕された大学生役で井之脇海がゲスト出演する。
イッセー尾形が演じるのは、羽男の父で裁判官の羽根岡泰助。泰助は羽根岡家の中心的な存在で、独特のオーラを放つ人物。愛する家族はみな優秀と信じて疑わず、その家族が毎年自分の誕生日を祝ってくれることに幸せを感じている。
MEGUMIが演じるのは、演じる羽男の姉・羽根岡優乃。検事である優乃は、正義感が強く周囲から頼られ人あたりもいい。不器用な弟を心配しながらも、時に笑顔で毒を吐くことがある。
でんでんは、映画監督の山田恭兵役。人生を映画に捧げ、50歳近くになって監督した映画が評価されるようになった遅咲きの映画監督を演じる。
井之脇は演じるは、映画監督を志す大学生の山田遼平。あるきっかけでファスト映画を無断でアップロードするようになり、著作権法違反で逮捕され、その弁護を羽男が引き受けることになる。
イッセー尾形は、「裁判官というわりには、見たいものだけを見るという公平さを忘れた男です。もっとも家庭においては、ということですが。家族の誰もが優秀であるべきだから優秀な妻と子どもたちに見えてしまうんです。現実よりも思い込みを優先です。このへんは私が一人芝居でよく取り上げる人物たちに似てますから親しみを感じます」と役について言及。「第3話では、家族で食事のシーンがありますが、皆さんでこのちょっとイビツな裁判官ファミリーを作ったと思います。ぜひお楽しみに」と見どころを語っている。
「リーガルドラマは初」というMEGUMIは「新しいチャレンジができるということがすごくうれしかった」と喜びの声を。「有村さんは、さまざまな作品を見ていて素晴らしい女優さんだなと思っていたので、共演するのを楽しみにしていました。かわいさにプラスして、お茶目さやハッチャけてる感じがミックスされていて素敵な方だなと思っています。倫也くんは4回目の共演です。毎回ビンタとかしてるので、今回もそんなシーンがあるかなぁと思っていました(笑)。デビュー当時から見ているので、やりやすい空気感は初日からありましたね」と撮影を振り返った。
でんでんは「このような物静かな映画監督役は初めてなので不安でしたが、役者です。不安だから面白い。よし、この人の人生を歩いてみよう。何かを感じてみようと思いました。“社会がそれを必要としなければ淘汰されていくだろうし”(※セリフ)、感情を表に出さないことを美とする人の感情をどのように表現するか。ザラザラした怒りと悲しみ。それを押し殺せない気持ちを何とか出せればと思いました」とコメント。
井之脇は「石子と羽男の会話が軽やかで面白いです。そこに遼平が絡むことでトーンやテンポが変わるので、どういったジャブをお二人に繰り出せるか、脚本を読みながらワクワクしました」と感想を。「第3話では、ニュースなどで知っていた“ファスト映画”問題を扱いますが、今回脚本を読んで初めて知ることもあり、勉強になりました。このドラマを通して、たくさんの方にこの問題を知っていただけたらと思いました。そしてこれは誰にでも起こる可能性があることです。遼平のことを他人事ではなく、どこか自分事として見ていただきたいです」と言葉を寄せている。
金曜ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』はTBS系にて毎週金曜22時放送。