『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』古川登志夫がサンディエゴ・コミコンに登壇 約6000人の海外ファン熱狂
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アニメ「ドラゴンボール」シリーズでピッコロの声を担当する声優・古川登志夫が、米サンディエゴで開催された「コミコン・インターナショナル2022」内で行われた、映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』のパネルディスカッションに登壇し、現地ファン約6000人を沸かせた。
【写真】映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』海外ファン約6000人が大熱狂
日本だけでなくアメリカでも絶大な人気を誇る「ドラゴンボール」とあって、同イベントで最大級の広さを誇るホールHにて開催。多くのファンの熱気に包まれる中、まず東映アニメーション・プロデューサーの林田師博が登場。本作の制作のこだわりについて「素晴らしいキャラクターたちを上手く表現するために新しいアニメーション技術を使用した」とコメント。そして今回のパネルディスカッションのために特別に用意した、孫悟空・悟飯・悟天の声を務める野沢雅子のビデオメッセージを披露。野沢のコメントは見どころと共に会場のファンへのメッセージ、そして「かめはめ波」で締めくくるといった内容。かめはめ波は世界共通語のようで、来場客も一緒に叫ぶ様子が見られた。
さらに、日本からスペシャルゲストとしてピッコロの声を務めた古川登志夫が登壇。英語吹替版のピッコロの声を務めるクリス・サバットも加わり、中には日本語で「古川さーん!」と叫ぶ海外ファンの姿もあった。
コミコン初参加の古川はなんと流ちょうな英語であいさつし、会場のボルテージは最高潮に。「I’m so glad to join SDCC」と、サンディエゴコミコンのパネルディスカッションに登壇できた喜びを話した。ピッコロと悟飯がメインである今作について、「ピッコロと悟飯がメインであると聞いた時には、今までここまでフィーチャーされるお話はあったかなと思いとても嬉しかったです」としたうえで、会場の熱狂を受け、「驚きの連続でした。日本のサブカルコンテンツの雄ですね。世界中で本当に人気のコンテンツであることを改めて実感しました。まだご覧になっていない方に一人でも多くご覧いただきたいです。魔貫光殺砲!」と興奮を隠しきれない様子。
英語吹替版のピッコロの声を務めるクリスは「25年間ずっと耳で聞いていた彼が今、僕の隣に座っていることが衝撃的です。ヘッドホンで聞いていたここからとても離れている日本の古川さんの声、今彼がここにいる事はとてもすごいことです。ここにいる皆さんとこの経験を共有できることを光栄に思います」とコメントしたうえで、「ドラゴンボールには悟空が好きなファン、ベジータが好きなファンが世界中にいます。それと同じくらいピッコロ、そして悟飯のファンがいます。そんな彼らが活躍する本作のストーリーはとても素晴らしいです」と今作をアピール。
最後に、北米公開を今か今かと待ちわびている観客へ向けて、映画冒頭20分のプレミア上映が開始。それまで興奮の嵐だった会場は一転し、全員が固唾を飲み目を輝かせ、大人から子供までもが本作に胸を躍らせるパネルディスカッションとなった。
映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は全国公開中。