阿部寛、ドラムに初挑戦! “苦戦”告白も清野菜名&高杉真宙は「かっこよかった」と絶賛
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俳優の阿部寛が28日、都内で開催された映画『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会に、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、見上愛、内田英治監督とともに登壇。本作で初めてドラムに挑んだ感想を明かした。
【写真】完成披露舞台挨拶で笑顔を見せる阿部寛
本作は、第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞ほか数々の賞に輝いた『ミッドナイトスワン』を手掛けた内田監督が、YouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得て、オリジナル脚本を書き下ろした作品。わき目もふらず一心不乱に働いてきたミドルエイジたちの奮闘と生き様を、警察音楽隊のメンバーにイメージを重ね合わせて描いたヒューマンドラマとなる。
阿部、清野、高杉は、吹き替えなしで楽器に挑戦。阿部はドラムに挑んだが、オファーを聞いたときの心境を「楽器ができないので断ろうと思いましたけど、内田さんの『ミッドナイトスワン』の次の作品だったので気になって」と打ち明け、「ドラムは全くやったことなくて、3ヵ月くらい練習して。最初は数が多くてどれを叩いていいか分からず、加えて足もあってバラバラでした。音も大きいからゴムパットのものを買ってきて、木魚を叩くようにずっと叩いて慣れさせて。1ヵ月半してまたドラムを叩いて、そこから一気に火がつきましたけど、それまではずっと遠目に生きていた感じでした」と苦笑い。
そんな阿部の演奏を間近で見ていた清野は「練習の時からどんどんアップデートされる様を見て、阿部さんのプロ根性と尊敬と、本当にかっこよくて素晴らしかったです」と口にし、高杉も「阿部さんのドラムを叩いてる姿を生で見られただけでも、この撮影に参加できてよかったと思えた。マジでかっこよかったです」と絶賛。それを受けて、阿部は「もう何も言えません」と恐縮しきりだった。
清野はトランペットに初挑戦したが、「音を出すのが難しい楽器で苦戦して。家やスタジオで修行のようにかなり練習を積みました」と回顧し、サックスに挑んだ高杉も「大変だったけど、みんなで音楽隊の一員とやったという感じでした」としみじみ。また阿部が「久しぶりに部活に出てる感じで。監督の『とりあえずやってみましょう』のムチャブリも、みんなで助け合ってやってセッションになってました。汗水共にしましたね」と明かすと、内田監督も「皆さん、死に物狂いでやっていて、申し訳ないお願いをしたなと思って。けど、撮影の時にできていて正直ビックリしました」と賛辞の言葉を贈っていた。
阿部は22日に内田監督と参加した「ニューヨーク・アジアン映画祭」で「スター・アジア賞」を日本人で初めて受賞したが、その時の写真が公開される一幕も。最後の挨拶で阿部は「向こうはもうマスクをしてなくて、感染者数も少なくて。早く日本もこうなってほしい」と願いを込めていた。
映画『異動辞令は音楽隊!』は、8月26日より全国公開。
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