清野菜名、子育てと仕事の両立に悩むトランぺッターに 『異動辞令は音楽隊!』新カット
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俳優の阿部寛が主演を務める映画『異動辞令は音楽隊!』で子育てと仕事の両立に悩む音楽隊のトランぺッター・来島春子を演じる清野菜名。この度、春子を写した新たな場面写真が解禁となった。
【写真】母親、警察音楽隊の隊員、交通課勤務という3役を懸命にこなす“来島春子”を演じる清野菜名
本作は、『ミッドナイトスワン』を手掛けた内田英治監督が、YouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得て、オリジナル脚本を書き下ろしたヒューマンドラマ。
誰もが覚えのある「人生こんなはずじゃなかった」という想いを抱く者たちの奮闘が、「IN THE MOOD」「アメイジング・グレイス」「聖者の行進」などの名曲とともに心に鳴り響く。涙と笑いの人生大転換エンターテインメントに仕上がっている。
清野が演じるのは、阿部寛演じる成瀬が異動を命じられた警察音楽隊でトランペットを担当する交通課の音楽隊兼務隊員・来島春子。夫とは別居中で、幼い息子をひとりで育てている。音大を卒業し、警察音楽隊を志望して警察になった春子は、望まず音楽隊へ異動を命じられ練習中も気もそぞろで、隊員たちとも険悪な関係に陥る成瀬に嫌悪感を抱いていたが―。
解禁された場面写真では、息子とともにトランペットの練習に励む姿や警察音楽隊の制服姿、成瀬とセッションする姿などが捉えられている。来島春子役は、まだ幼い息子の母親、警察音楽隊の隊員、交通課勤務という3役を懸命にこなす役柄。アクションからコメディ、演技力を求められるドラマまで、幅広い役を演じてきていた清野菜名ならば担えるのではとの理由からキャスティングされたという。
また、音大出身のトランペッターという設定から、音楽の素養も見た場合、ギターやベース、ドラムなど一通りこなせる清野は適任だった。「春子の真っ直ぐなひたむきさが、トランペットの練習に一途に取り組む清野さんご本人に重なるところがありました」とプロデューサーは指摘。つまりは、清野本人の努力が春子役に通じる。「仕事も音楽も育児も両立させたいけれど、なかなかうまくいかない」というのが現代の日本社会の実情とするならば、内田監督はそのことを春子を通して描きたかったと話している。
映画『異動辞令は音楽隊!』は、8月26日より全国公開。