マーベル新作『アイ・アム・グルート』、遠藤憲一が日本版声優続投 特別映像&新“木”ービジュアル解禁
8月10日から配信されるマーベル・スタジオのオリジナル短編集『アイ・アム・グルート』(ディズニープラス)で、主人公ベビー・グルートの日本版声優を遠藤憲一が務めることが発表された。併せて、遠藤がアフレコに向け全力で“木”への憑依(ひょうい)を試みる様子を映した日本語吹替版予告付き特別映像と、サングラス&ヘッドホン姿のベビー・グルートが気ままに過ごす姿を切り取った最新キービジュアルも解禁となった。
【動画】遠藤憲一、全力で“木”への憑依を試みる 『アイ・アム・グルート』吹替版予告付き特別映像
本作は、“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”のメンバーであり、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)イチの愛されキャラクターがついに主人公の座をつかんだ“癒し”作品。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『ソー:ラブ&サンダー』でも大活躍を見せた、ノリと笑いで銀河を守る落ちこぼれヒーローチーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”。超個性的なガーディアンズメンバーの中でも、ひときわ目立つ存在なのが、身長25cmの小さな木、ベビー・グルート。
そんな彼を演じるのが、渋みのある低音ボイスでおなじみの遠藤憲一。過去作でもグルートを演じた遠藤だが、今回のベビー・グルートによるキュートで小さな大冒険物語について、「今回グルートがメインになったので、可愛らしいグルートが映像の中にいっぱい。わがままな雰囲気もあり、可愛らしさもあり、ちょっとしたアクションもあって独自なグルートの世界になっている。本当に楽しめる世界!」と、今回マーベル作品の主人公へとついに“成り上がった”キャラクターへの愛着とともに解説した。
映像では、ウッドカラーの服に身を包み気合十分な遠藤から「木になって現場に来る」と“木”への憑依発言が飛び出しつつ、アフレコ直前も本格的な憑依に挑戦。ビジュアルを完全再現したり、劇中の動きをかわいく模写したり…とベビー・グルート化に余念がなく、そのかいあってか、自らを「もうグルートだよね」と評するほどの“シンクロ率100%”を達成(?)。
ベビー・グルートが話せる言葉は「ボクはグルート」のみ。遠藤は「セリフが難しい」と苦心しつつ、最終的には喜怒哀楽を見事にこの一言で表現。その後、渡された台本を一瞥(いちべつ)しただけで本番収録へ突入。ペラッペラな台本を開くとそこには「ボクはグルート」の一言だけ。しかし、その言葉を真っすぐ見つめる遠藤のまなざしからは、“ベビー・グルート”に対する尋常ではない思い入れの強さが伝わってくる。
役作りの成果は本編で全貌が明らかになるが、その一端は、続く日本語吹替版予告の中でうかがえる。穏やかな「ボクはグルート」、満面の笑みの「ボクはグルート」、テンションMAXの「ボクはグルート」…と、遠藤こだわりの演じ分けがさく裂している。
オリジナル短編集『アイ・アム・グルート』は、ディズニープラスにて8月10日16時より配信(全5話)。